7月4日の夢(病院で撮影)

 仕事でロケのため、病院へ行く。ここで、ある音楽事務所のクラシックのアーティストたちの撮影をするのだ。病院の庭にはきれいなプールがあり、かたわらのベッドで男が一人寝ている。「前はこのプールももっと大きかったのにな」と、皆で話す。
 室内の白いソファーの上に、ぼくがアーティストと一人ずつ手をつないで立ったポーズで、一カットずつ撮影していく。5、6人のアーティストとの撮影が終わり、最後のピアニストのところでカメラマンが行方不明になった。撮影は中止になり、ぼくは眠ってしまう。
 目を覚ますと、室内はしんとしている。皆、帰ってしまったのかと思い、慌ててきょろきょろする。ちゃんと皆はいた。さっきとは違う、老人のカメラマンが現れる。やたらと小うるさく、厳しいカメラマンだ。ぼくは一度建物の外に出て、車の多い賑やかな四つ角へ行き、また戻る。ようやく最後のピアニストとの撮影が終わった。

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