11月6日の夢(東北の文学館)

 東北にある文学館で詩のイベントがあるので、バスに乗って仲間たちと出かける。バスを降りて建物に入り、席をとる。ぼくはここが会場だとばかり思っていたのだが、そこは休憩のため控室だった。気がつくと、皆会場に移動してしまい、ぼく1人だけが取り残された。でも、当然同じ建物の中に会場があるのだろうと、建物の中を歩き回るが、どの部屋も別の団体が使っている。係員の女性に「詩の会はどこですか」と尋ねるが、首をかしげて「わからない」と言う。携帯で仲間に電話しようとするが、何度やっても知人の電話番号が表示できない。そのうち、偶然会場に着くことができた。その瞬間、司会者から「遅れてきたお待ちかねの一色さんです」と紹介され、ぼくは満場の拍手の中で深々と頭を下げる。

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