2月8日の夢(見えない手)

 ぼくの住んでいるマンションに女友達が引っ越してきた。
 昼寝をしていると、布団の中に誰のものでもない、見えない手がいくつもあることに気づく。ぼくの体のあちこちをそれが触ったり、くすぐったりする。つかもうとすると、その手をつかむことができる。だが、それはすぐに場所を変え、布団の中のあちこちに現れる。目をあけて、布団をめくり、正体を確かめてやろうとするが、いくら力をこめても体が動かないので、それを見ることができない。2つの見えない手がだんだん首の近くに迫ってきた。このままでは首を絞められてしまうのではないかと、必死に抗う。

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