12月23日の夢(ぼくの名はディッシュ)

 会社が改装された。クラシックな感じの西洋の城館風の大きなビルだ。ぼくはデスクの上の資料をせっせと棚に収めようとするが、入りきらない。資料があふれて、自分の椅子にも座れず、隣の椅子に座る。しきりにケータイにメールが着信した音がする。
 資料を抱えてエレベーターに乗ろうとする。ドアが開くと、このビルのオーナーとお付きの男が乗っている。ぼくは「あっ、いいや」とごまかして、エレベーターから回り右する。そして、資料を抱えたまま階段を降りるが、いつのまにか階段を昇っていて、心臓がどきどきする。
 自席に戻るとケータイが鳴る。通話ボタンを押し、「ディッシュです」と名乗る。ぼくはそういう名前らしい。

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