12月20日の夢(カウンセリングルーム)

 CM撮影の準備のため、女性スタッフと壁に物差しを当て、ピアノとうまく背丈がつりあうよう、セットを工夫している。しかし、なかなか作業が進まず、ベッドに倒れ込んで休憩。しばらくして「さあ、やるぞ」と声を上げ、元気よく飛び起きるが、スポンサーに「もう少し休憩してから」と言われ、また寝る。
 起きると、「2階でカウンセリングを受けるように」と言われる。「1番の部屋だよ」と言われ、2階に上がって探すが、1番から3番まで番号のついたトイレしか見当たらない。もう一度階段のあたりまで戻ると、そこに1番から3番までのカウンセリングルームがあった。だが、1番のドアの前には大きな箱が沢山置かれていて、入るのが難しい。箱をよじのぼって乗り越え、ドアをノックする。
 ドアを開けてみて、驚いた。1番の部屋と2番の部屋はドアの中でつながっているのだ。2番でカウンセリングを受けている人が慌てて境目のカーテンを閉める。
 驚いたのはそれだけではない。部屋の中は地平線まで続く大草原で、ぼくは大きな木の根の上にバランスを崩しながら立っているのだった。大草原にはテーブルが置かれ、その向こうに女性カウンセラーが座っている。ぼくが彼女に「こんにちは」と声をかけると、彼女は「あら、あたしは覚えてないけど、あなたはあたしを知っているのね」と言う。いや、そういうつもりはないのだがと思うが、ぼくは否定しない。彼女は半分使いかけの青い歯磨きチューブみたいなものをぼくに渡し、「おいしいから食べなさい」と指示する。一応受け取るが、とてもそんなものを食べる気にはならない。早くカウンセリングをしてほしいと思うのに、彼女は他の女性とのおしゃべりに夢中だ。

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