7月2日の夢(2つの帽子)

 出張からの帰途、新幹線に乗っているうち眠ってしまう。目が覚めると、いつのまにかぼくはホームの端に寝ていて、周囲をぞろぞろと人々が降りていく。ホームの端にいるせいか、駅名呼称もよく聞こえない。ここはまだ新横浜だろうかと、寝ぼけて考えるが、どうも東京駅のようだ。慌てて起き上がる。ホームにはぼくの荷物もある。隣で転寝していたおじさんも慌てて起き上がり、降車するようだ。ぼくは帽子を2つ手にしていて、一つをかぶり、一つをカバンにしまう。荷物を持って、階段を降りる。

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