10月21日の夢(バスの中の父)

 バスに乗っている。隣には父親が座っている。ぼくは服にゴミがついているのが気になる。股の間に四角い箱をはさみ、その中にゴミを払い落そうとするが、ゴミは見当たらない。
 別の席でサラリーマンがマイクを持って歌っている。同じ歌を繰り返し歌ううち、歌詞が少しずつ変化して、自分の妻を自慢する歌になっていく。隣で父がそれを嘲る様子をする。ぼくも思わず、喉がくくっと鳴ってしまうが、すんでのところで笑うのは我慢する。

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