4月26日の夢(飛行夢)

 ぼくは青年海外協力隊のようなものに入って、海外に赴任している。いや、ここは宇宙の別の星かもしれない。ぼくは靴をはかず、靴下で地面を歩いている。地面のうえは回虫やサナダムシの死骸で、足の踏み場もないほど。
 ただ、ここではぼくは空を跳ねるようにして、飛ぶことができる。ぼくは一人の女性と手をつなぎ、空を飛んで病院に行く。
 待合室は様々な人種の人たちであふれている。その一人がぼくの持っている本の題名を見て、「ここは断り医者なのか」と尋ねる。本の題名に「断り」という文字が入っているからだ。ぼくは「いや、そうじゃない」と否定する。
 そこから、今度は機械につかまって何人かの人たちと飛行する。飛び上ったとたん、片足の白いスリッパが脱げ、あっという間に見えないところへ飛んでいってしまう。ぼくはそれを見て、永遠にそのスリッパとはさよならだなと思う。
 ぼくらは飛行して、海の上に出る。機械には腕でつかまっているだけなので、落ちないように気をつけなければ。ぼくが一番前につかまっているので、後ろに本当に皆がいるのか心配だ。いやに後ろが静かだ。もしかしてぼくはひとりぼっちなのではないだろうか。だが、声をかけると、ちゃんと後ろから答えが聞こえた。ぼくはほっと安心する。

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4月26日の夢(飛行夢) への2件のフィードバック

  1. 伊藤浩子 のコメント:

    ここでは類型夢が3つ使われています。
    一つ目は回虫やさなだむし。
    二つ目は空を飛ぶ。
    三つ目は何かにつかまって飛行する。
    あと、靴とかスリッパとかも象徴的だと思いました。

  2. 一色真理 のコメント:

    伊藤浩子様
    いつもコメント有難うございます。
    ぼくは滅多に空を飛ぶ夢を見ないので、嬉しかったです。
    でも、泳げないためか、平泳ぎスタイルではなく、立ったかっこうでぴょんぴょん跳ねていました。
    それと、スリッパを失う悲しみは半端じゃなかったですよ。

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