3月8日の夢(トイレと水とコンサート)

 夜中にトイレに起きる。妻は隣ですやすや眠っている。妻を起こさないよう、押し入れでトイレをすまそうとするが、やっぱり本格的にトイレでした方がいいと思い、廊下に出る。すると廊下は一面、水深1センチくらいの水で覆われている。どこから水がもれて、こんなことになったのだろう? 天井には洗濯物のTシャツが吊り下げられているが、まさかそこから水が落ちたわけでもあるまい。
 水はトイレの中まで続いている。トイレには壁際に大中小3個の白い陶器製便器が並んでいる。寝ぼけていて、よく分からないがこのうち一つは、手を洗うためのものだろう。真ん中のものが小便器だと思うが、自信がない。一番奥にある大きなものなら間違いなく便器だろうと、そちらに向かう。
 女性詩人Wさんのコンサートを取材に行く。地下鉄の駅がそのまま階段状の座席のあるホールになっている。客席はがらがらだ。Mカメラマンが「一体これはどういうコンサートなんですか? ちゃんと教えてください」と、ぼくを詰問する。ぼくは自分の編集する雑誌「Pの本」の前号を見せ、「このときと全く同じですよ。でもピアノは電子グランドピアノなので、それだけ注意してくださいね」と言う。なかなか始まらないので席を外し、戻ってみると、今度は満席になっているので、無理矢理席を詰めてもらって座る。だが、ちょうどアンコールが終わったところで、Wさんが舞台のピアノの前に座っているのが見える。

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