9月16日の夢(我が家で総会)

 我が家で某詩人会の総会を開催することになった。我が家は田舎のくたびれた一軒家で、ぼくと年老いた母との二人暮らしだ。
 最初、数人の詩人の会合だったのが、いきなり詩人会の総会に切り替えられる。家の奥で、老母が掃除機をかけている音が聞こえる。座敷の途中に田舎家らしくトイレがあって、そこが開けっ放しになっている。あまりにみっともないので、扉を閉める。
 集落の中の別の家に行っている役員たちに、我が家の三つある座敷の間の障子や襖を取り外すべきかどうか尋ねる。それにしても総会は百数十人の会員が参加する予定だ。とても三つの座敷だけに入りきれるわけがないと思う。
 夜、丘へ登る。丘の上にはたくさんの家が建っていたはずなのに、いつのまにかみんな取り壊されて更地になっている。月の光に照らされて、頂上から360度見晴らせるパノラマの眺望は素晴らしい。ただ、頂上には柵がないので、崖からずるずると滑り落ちてしまいそうで、おっかなびっくり下を覗く。頂上は黒土の広場になっていて、結構広い。ここで詩人会の総会をやったらいいんじゃないかと思う。

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