5月22日の夢(新米刑事)

 どこか地方の都市へロケに行った。学校のような広大な建物を住宅として使っている男がいて、その建物の一部をテナントとして借り受け、老夫婦が喫茶店を営んでいる。ぼくは実は警察学校を出たばかりの新米刑事で、この家のどこかに偽札が大量に隠されているとの情報を得て、その内偵のため、もう一人の婦人警察官と共にロケ隊のメンバーを装って、ここを訪れたのだ。だが、気がつくと、ぼく一人を残してロケ隊は全員姿を消してしまっている。もうぼくも帰ってよいのだろうか。しかし、帰ろうとすると靴がない。この家の少年がいくつも段ボール箱を開けて、その中にぼくの靴がないかどうか見てくれている。いよいよ最後の箱だ。ぼくはこの箱の中にこそ偽札が隠されているに違いないとにらむ。そのとき、それまで寝ていた家主の男が起き出してきて、黙ってどこかへ行ってしまった。チャンスだ!と思う。

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