7月28日の夢(佐川急便)

 会社の窓の下に佐川急便のトラックが止まっているが、もう出発してしまいそう。女性社員のSさんが荷物を作ったところで、「佐川、待って!」と叫んでいる。ぼくは窓から下を通りかかった女性に「佐川のトラックを止めておいて」と叫んでから、Sさんから荷物を受け取り、階段を駆け下りる。
 だが、地上に降りてみると、既に佐川のトラックは走り去っていた。そして、外苑西通の舗道の向こうから、脱いだ佐川の制服のTシャツを手にした男たちが二人、さっぱりとした私服に着替えて、こちらに歩いてくる。今、交替した佐川のドライバーたちだろう。道にはぼくのほかにも手に手に荷物を持った人々があふれていて、佐川のトラックを探している。私服のドライバーは「ここで待つんじゃなくて、路地でトラックを探した方がいい」とアドバイスしてくれる。ぼくも荷物を持って裏の路地へ駆け込む。その路地はそのまま地下に潜っていき、地下には神社がある。こんなところへも佐川のトラックは来るのだろうかと思う。やがて神社を抜けると、気持ちのいいロビーのようなところに出た。そこへ後から、ぼくに荷物を託したSさんが同僚と談笑しながらやってきた。ぼくは荷物を彼女に返すが、それが佐川の便に載せられなかったことに、彼女は落胆したふうには見えない。

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