4月28日の夢

 屋根裏部屋のある家の側面を見ている。その屋根裏部屋の窓が外に開くと、少女が顔を出し、ご飯を炊くお釜のようなものを手に持って、振ってみせる。「これを投げると、空飛ぶ円盤みたいに飛ぶわ。二人でこれを飛ばす会を作りましょうよ。それはきっと意味があるわ」と、彼女はぼくに言う。そういえば以前ぼくも洗面器のようなものを空に飛ばすのに、夢中になったことがあったなと思う。「ぜひ、やろう! でも、意味があるからいいというものじゃないんだ。こういう時代だからこそ、意味のないことをするのが楽しいし、素晴らしいことなんだよ!」と、ぼくは少女に答える。

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