1月1日の夢(進退窮まる)

 会社の昼休みに食堂へ行き、いつもの仕出し弁当(現実の会社には食堂も弁当もありません)を食べようと手を伸ばす。だが、食堂では妻の参加する読書会が開かれていて、彼らもちょうど弁当を食べるところだ。そこにあるのは彼らのための弁当で、ぼくの分はないと分かり、しかたなく外に出て、レストランに行く。
 そのレストランで食事をすませ、お勘定をしようと思うが、レジ係がいない。そばにいた若い男に声をかけるが、要領を得ない。彼はこの食堂の単なる事務員らしい。レジ係の女性が戻ってきて、ようやくお金を払うことができた。
 その店で知らない美少女と知り合う。その店はぼくの生家のあった名古屋の覚王山にあり、ぼくは彼女に「この街の南の方にぼくの家があるんだよ」と話をする。ところが気がつくと、美少女はいつのまにか野豚のような男性詩人に変身している。「詩と思想」の同僚編集委員のO氏ではないか。びっくりしていると、しばらく時間が経つとO氏はまた美少女に戻る。そして、またしばらく経つとO氏に戻る。そんなことを繰り返す相手とぼくは今度は原宿の裏通りにいて、仲間たちと前衛劇について議論をしている。誰かがぼくにあるシンポジウムに出てくれないかと言う。そのためには40分くらいの映像を制作する必要がある。ぼくにはとても自信がない。
 ともかく家に帰ろうと思う。連れが今度は眼鏡をかけた小太りの女性になっている。瓦礫の山を登らなければ、家には帰れない。女性はするすると登り、ぼくは一人麓に取り残されてしまった。恥も外聞もなく「助けてーっ」と叫ぶと、彼女は戻ってきて、ぼくの手を取っててっぺんまで引っ張り上げてくれたが、そのままどこかへ行ってしまう。だが、瓦礫の山の右側は京王線の線路で、電車が激しく行き交っている。左側は小田急線の線路だ。どちら側にも降りることができず、ぼくは進退窮まってしまう。

カテゴリー: | 1月1日の夢(進退窮まる) はコメントを受け付けていません

12月29日の夢(忘年会の化け猫)

 会社の忘年会の会場は、日本橋の上だ。下に運河の水面があり、その上にかかった2本の高速道路がそのまま豪華なクラブになっている。ここは「サージェント・ペパーズ・ロンリーハート・クラブ」だと思い出す。二階のフロアにぼくらは席をとって、おいしい料理をぱくぱく食べる。だが、風邪をひいた同僚が、ぼくのかたわらに立って盛んに咳き込むので、料理を抱え込むようにして食べているうち、そのまま眠ってしまったらしい。気がつくと、ぼくの周囲は見知らぬ客たちばかりだ。そこから見下ろせる一階にも同僚たちの姿はない。みんな、眠っているぼくを置いて、どこかへ移動してしまったらしい。突然、一人の若い男がぼくの背後に立つ。男は化け猫だった。ぼくに呪文をかけようとするが、ぼくの心を透視すると、ぼくが猫をいじめるような人ではなく、「猫を超えた存在」だと分かったので、そのまま立ち去った。今度はウェイターがやってきて、ぼくに「精算をしてください。120円いただきます」と言う。

カテゴリー: | 12月29日の夢(忘年会の化け猫) はコメントを受け付けていません

12月27日の夢(会社の改装)

 仕事から戻ってみると、会社が改装中だ。社員全員が工事を手伝っており、階段も張り替え中で、とても昇降できない状態。でも、なんとか二階に上ると、10人くらいの男たちが車座になって座っている。一人10冊の本を提出して、互いにその本をいくらで買うか声を掛け合い、競り落としていくという遊びをしている。中心になつているのは、最近売り出し中の評論家らしい。ぼくも明日からそのゲームの仲間に加わることにする。しかし、毎回10冊も本を買ってこなくてはならないのは大変だなあと思う。

カテゴリー: | 12月27日の夢(会社の改装) はコメントを受け付けていません

12月25日の夢(リンチから脱出)

 女子高生が突然制服を脱いで、ぼくを誘惑する。彼女はぼくを大きな喫茶店に誘った。階段を三階まで上り、奥のフロアのテーブルにぼくたちは座る。ウエイターがオーダーを取りに来たあと、はっと気がつくと、そのフロアに座っているのは不良じみた男子高校生ばかり。そして、このフロアは喫茶店のほかのフロアから全く死角になつている。リンチされる! とっさにぼくは立ち上がって、逃げ出す。階下のフロアに降りて、そこの客たちに「助けてください」と叫ぶが、誰も取り合ってくれない。後ろからは高校生たちがどんどん追いかけてくる。ぼくはエスカレーターやエレベーターを乗り継ぎ、必死でこの店から逃げ出そうとする。どうやら、ぼくが歯医者に逃げ込んだという情報が流れたらしく、高校生たちはビルの中にある歯医者に意気揚々と入っていく。ぼくは物陰に隠れてそれを見ていたが、見つかってしまった。慌てて逃げ出し、ビルの外に脱出する。道行く沢山の人々がいるが、誰も信用できないと思う。必死で駈けていくと、客を乗せて出発しようとするタクシーがいる。「待って!」と声をかけて、乗り込む。タクシーの中はホバークラフトのように広いが、天井はぶ厚い氷だ。ぼくは乗客の女子中学生たちと一緒に氷の下に冷凍されて、安全なところへ逃げ延びる。
 現代詩人会のイベントに出席する。今日の講師は詩人で精神科医のS先生だ。会場はガラス張りで、そのガラスの自動ドアが開いて、フロックコートにスーツケースを提げたS先生がかっこよく登場。だが、先生はステージをそのまま通り過ぎて、客席に入ってしまう。かわりにステージでは先生の患者らしい少年たちが、ギリシャ悲劇のコロスのように集団で演技をしており、ぼくはそれに引きつけられて、身を乗り出し、食い入るように舞台を見つめる。誰かが「一色マグルの目がまんまるだぞ」と、ぼくをからかう(「マグル」はハリー・ポッターの物語で「魔法使いでない普通の人」を指す言葉)。だが、面白がっているのはぼくだけらしく、観客はどんどん帰ってしまい、客席はがらがらになる。こんなに面白いのに、どうしてだろう?
 女性詩人のAさんとピアニストの宮谷さんがテレビの特番に出演するという。その予告の番組で、二人が一段ずつがひどく高くて段差のある階段を、自信たっぷりの笑顔で降りてくる。二人とも随分バッシングを受けた人たちだけど、成功してよかったなあと思う。Aさんは番組の水泳大会出演のため、大阪に滞在中らしい。チラシの電話番号を見て、彼女に電話をかける。ダイアルしながら、これは大阪の電話番号にしては桁数が少ないと思い、勝手に数字を足しながらかける。こんなことで、彼女につながるのだろうかと心配だ。

カテゴリー: | 12月25日の夢(リンチから脱出) はコメントを受け付けていません

クリスマスイブの夢(プロパンガス)

 大きな新しい家にいる。なぜか家の中にたくさんの女性(殆どがおばさん)がいる。その親玉格のうるさいおばさんが「この家のガスは大阪ガスなの?」と聞く。ぼくはよく確かめもせずに、「そうだよ」と答える。だが、台所にいた妻が「プロパンよ」と言うので、慌てて訂正する。

カテゴリー: | クリスマスイブの夢(プロパンガス) はコメントを受け付けていません

12月23日の夢(偽の自分とトイレで死闘)

トイレに入り、便器に腰掛けようとすると、お尻が何かにつかえる。振り返ると、便
器には既にぼくが腰掛けていた。しかも、汚物にまみれたきたない姿で、ぼろぞうきん
になったようなぼくだ。驚いて、ぼくはその自分を流してしまおうと、水洗のハンドル
を回す。どどっと水があふれるが、汚いぼくは流れない。さらにどこからか、三人目の
ぼくが現れる。そいつはぼく自身にはちっとも似ていないが、胸に「ラベル」と書いた
ラベルを貼った偽物だ。二人の偽のぼくは、ぼくを捕まえて窓から外へ放り出そうとす
る。窓の外にはラプラタ川が流れている。ラプラタ川へなんか流されてなるものかと、
ぼくは二人の自分の抵抗し、死闘が始まる。

カテゴリー: | 12月23日の夢(偽の自分とトイレで死闘) はコメントを受け付けていません

12月18日の夢(ゴキブリと女スリ)

 おいしいプリンのデザートを食べようと、皿をテーブルに置いたところへ二匹の大きなゴキブリが現れた。ぼくは慌てて体に巻き付けた毛布の中にプリンを入れた皿を隠す。一匹のゴキブリはそのまま逃げたが、もう一匹はブーンと飛んで、ぼくの体に巻いた毛布の中に入ってしまう。もぞもぞとゴキブリが動くのが皮膚の感覚で分かる。もしかしたらゴキブリはプリンを食べているのかもしれない。それでも、ぼくはこのプリンを絶対食べてやるぞと、固く決意をする。
 自宅マンションの近くの安売り家電店にいる。突然、和服を着たおばさんがぼくに、どしんとぶつかる。はっとしてポケットを探ると、財布がない。女スリだ。ぼくは一瞬躊躇するが、すぐに振り返って追いかけると、女は逃げ出した。いつのまにか若い女に変身している。「どろぼう! どろぼう!」と叫ぶが、誰もつかまえてくれない。どんどん追いかけていく。「どろぼう」と言ったのでは怖がって捕まえてくれないかもしれないと、「スリだ! 捕まえて!」と叫び方を変えてみる。それでも誰も女を止めようとしない。ぼくらは店外に走り出て、信号を渡る。ぼくは女の足をなんとか止めようと、口から出任せに「おまわりさーん!」と叫ぶが効果がない。そのとき信号の向こうに青い制服を着た、がっしりとした警備員の姿が見える。「警備員さん! 捕まえて!」と叫ぶと、やっとその男のおかげで女スリは逃げるのをあきらめる。だが警備員は「ちゃんと説明してくれないと、捕まえられないじゃないか」と、ぼくにブツブツ文句を言う。そんなの、捕まえる方が先だろう。
 夜中に下宿に帰り、サッシから入ろうとすると、サッシは開け放されていて、カーテンが揺れている。変だなと思い、玄関から入り直す。中は真っ暗だが、どうやら(亡くなった)母が来ているらしい。「ぼくだよ」と言って部屋に入ると、やっぱり母だった。でも、すぐ次の新幹線で帰らなければならないと言う。ひとこと言ってから来てくれればよかったのにと思う。

カテゴリー: | 12月18日の夢(ゴキブリと女スリ) はコメントを受け付けていません

12月16日の夢(床屋の下宿人)

 床屋に下宿している。散髪場の片隅で洗顔をしていると、椅子に座って髪をカットしてもらっていた中年の男の客(詩と思想研究会で問題を起こしたHに似ている)が、散髪をしている助手の女性にセクハラ的な暴言を吐いている。だが、彼女も床屋の女主人も毅然とした態度をとりつつ、仕事の手をやすめずに、男をなだめる。ぼくは顔を洗いながら、ちらちらとそちらをうかがう。もし、これ以上トラブルになったら、男であるぼくが仲裁をしなくてはいけない。とはいえ、男がもしピストルを持っていたりしたら、その場でぼくは撃ち殺されてしまうかもしれないと、恐怖も覚える。
 やっと顔を洗い終わって、向き直ると、いつのまにか男は姿を消していた。ぼくは自分の濡れタオルを手にして、「これは二階の物干しに干せばいいの?」と尋ねる。だが、女主人に「そんなものはそこに干せばいいよ」と、散髪場の片隅を簡単に指さされ、拍子抜けをする。

カテゴリー: | 12月16日の夢(床屋の下宿人) はコメントを受け付けていません

金網エレベーター

 横浜で仕事を終えて、デザイナーのWくん(20代の頃同僚だった人)と建物の出口まで来たところで、ぼくだけ靴をはいていないことに気づく。Wくんには外で待っていてもらい、ぼくだけ靴を取りに戻る。エレベーターに乗るが、天井もなければ壁もなく、ただ床に金網が張ってあるだけ。その金網がぼくの体重でたわむので安定をとるのが難しい上、壁もないので手で体を支えることもできない。やっとの思いで二階に着いた。そこから今度は金網だけの動く歩道に乗る。これまた手すりがない上、極端に細い。しかも反対方向に進む歩道が片側を動いていて、向こうから小学生の男の子たちの一団がわいわいやってきた。すれ違うのが大変だ。

カテゴリー: | 金網エレベーター はコメントを受け付けていません

12月14日の夢(老教授に電話)

 ちょっと調子の外れていることで知られる老大学教授に5時半頃電話をかける。彼は山にこもって研究をしているらしい。受話器からまず女性の声で「本日の宅配便業務は終了しました」というメッセージが流れる。「しまった」と思うが、すぐに教授自身が電話に出てきた。こちらの言いたいことをくどくどと伝えているうち、いつからか相手が返事をしなくなる。「もしもし、もしもし・・・」と何度も呼びかけるが、全く反応がない。しかし、電話が切れたのか、相手がちょっと外しただけか分からないので(ツーツーという音が聞こえず、全くの無音)、「もしもし」という呼びかけをやめるわけにはいかない。

カテゴリー: | 12月14日の夢(老教授に電話) はコメントを受け付けていません