クリスマスイブの夢(プロパンガス)

 大きな新しい家にいる。なぜか家の中にたくさんの女性(殆どがおばさん)がいる。その親玉格のうるさいおばさんが「この家のガスは大阪ガスなの?」と聞く。ぼくはよく確かめもせずに、「そうだよ」と答える。だが、台所にいた妻が「プロパンよ」と言うので、慌てて訂正する。

カテゴリー: | クリスマスイブの夢(プロパンガス) はコメントを受け付けていません

12月23日の夢(偽の自分とトイレで死闘)

トイレに入り、便器に腰掛けようとすると、お尻が何かにつかえる。振り返ると、便
器には既にぼくが腰掛けていた。しかも、汚物にまみれたきたない姿で、ぼろぞうきん
になったようなぼくだ。驚いて、ぼくはその自分を流してしまおうと、水洗のハンドル
を回す。どどっと水があふれるが、汚いぼくは流れない。さらにどこからか、三人目の
ぼくが現れる。そいつはぼく自身にはちっとも似ていないが、胸に「ラベル」と書いた
ラベルを貼った偽物だ。二人の偽のぼくは、ぼくを捕まえて窓から外へ放り出そうとす
る。窓の外にはラプラタ川が流れている。ラプラタ川へなんか流されてなるものかと、
ぼくは二人の自分の抵抗し、死闘が始まる。

カテゴリー: | 12月23日の夢(偽の自分とトイレで死闘) はコメントを受け付けていません

12月18日の夢(ゴキブリと女スリ)

 おいしいプリンのデザートを食べようと、皿をテーブルに置いたところへ二匹の大きなゴキブリが現れた。ぼくは慌てて体に巻き付けた毛布の中にプリンを入れた皿を隠す。一匹のゴキブリはそのまま逃げたが、もう一匹はブーンと飛んで、ぼくの体に巻いた毛布の中に入ってしまう。もぞもぞとゴキブリが動くのが皮膚の感覚で分かる。もしかしたらゴキブリはプリンを食べているのかもしれない。それでも、ぼくはこのプリンを絶対食べてやるぞと、固く決意をする。
 自宅マンションの近くの安売り家電店にいる。突然、和服を着たおばさんがぼくに、どしんとぶつかる。はっとしてポケットを探ると、財布がない。女スリだ。ぼくは一瞬躊躇するが、すぐに振り返って追いかけると、女は逃げ出した。いつのまにか若い女に変身している。「どろぼう! どろぼう!」と叫ぶが、誰もつかまえてくれない。どんどん追いかけていく。「どろぼう」と言ったのでは怖がって捕まえてくれないかもしれないと、「スリだ! 捕まえて!」と叫び方を変えてみる。それでも誰も女を止めようとしない。ぼくらは店外に走り出て、信号を渡る。ぼくは女の足をなんとか止めようと、口から出任せに「おまわりさーん!」と叫ぶが効果がない。そのとき信号の向こうに青い制服を着た、がっしりとした警備員の姿が見える。「警備員さん! 捕まえて!」と叫ぶと、やっとその男のおかげで女スリは逃げるのをあきらめる。だが警備員は「ちゃんと説明してくれないと、捕まえられないじゃないか」と、ぼくにブツブツ文句を言う。そんなの、捕まえる方が先だろう。
 夜中に下宿に帰り、サッシから入ろうとすると、サッシは開け放されていて、カーテンが揺れている。変だなと思い、玄関から入り直す。中は真っ暗だが、どうやら(亡くなった)母が来ているらしい。「ぼくだよ」と言って部屋に入ると、やっぱり母だった。でも、すぐ次の新幹線で帰らなければならないと言う。ひとこと言ってから来てくれればよかったのにと思う。

カテゴリー: | 12月18日の夢(ゴキブリと女スリ) はコメントを受け付けていません

12月16日の夢(床屋の下宿人)

 床屋に下宿している。散髪場の片隅で洗顔をしていると、椅子に座って髪をカットしてもらっていた中年の男の客(詩と思想研究会で問題を起こしたHに似ている)が、散髪をしている助手の女性にセクハラ的な暴言を吐いている。だが、彼女も床屋の女主人も毅然とした態度をとりつつ、仕事の手をやすめずに、男をなだめる。ぼくは顔を洗いながら、ちらちらとそちらをうかがう。もし、これ以上トラブルになったら、男であるぼくが仲裁をしなくてはいけない。とはいえ、男がもしピストルを持っていたりしたら、その場でぼくは撃ち殺されてしまうかもしれないと、恐怖も覚える。
 やっと顔を洗い終わって、向き直ると、いつのまにか男は姿を消していた。ぼくは自分の濡れタオルを手にして、「これは二階の物干しに干せばいいの?」と尋ねる。だが、女主人に「そんなものはそこに干せばいいよ」と、散髪場の片隅を簡単に指さされ、拍子抜けをする。

カテゴリー: | 12月16日の夢(床屋の下宿人) はコメントを受け付けていません

金網エレベーター

 横浜で仕事を終えて、デザイナーのWくん(20代の頃同僚だった人)と建物の出口まで来たところで、ぼくだけ靴をはいていないことに気づく。Wくんには外で待っていてもらい、ぼくだけ靴を取りに戻る。エレベーターに乗るが、天井もなければ壁もなく、ただ床に金網が張ってあるだけ。その金網がぼくの体重でたわむので安定をとるのが難しい上、壁もないので手で体を支えることもできない。やっとの思いで二階に着いた。そこから今度は金網だけの動く歩道に乗る。これまた手すりがない上、極端に細い。しかも反対方向に進む歩道が片側を動いていて、向こうから小学生の男の子たちの一団がわいわいやってきた。すれ違うのが大変だ。

カテゴリー: | 金網エレベーター はコメントを受け付けていません

12月14日の夢(老教授に電話)

 ちょっと調子の外れていることで知られる老大学教授に5時半頃電話をかける。彼は山にこもって研究をしているらしい。受話器からまず女性の声で「本日の宅配便業務は終了しました」というメッセージが流れる。「しまった」と思うが、すぐに教授自身が電話に出てきた。こちらの言いたいことをくどくどと伝えているうち、いつからか相手が返事をしなくなる。「もしもし、もしもし・・・」と何度も呼びかけるが、全く反応がない。しかし、電話が切れたのか、相手がちょっと外しただけか分からないので(ツーツーという音が聞こえず、全くの無音)、「もしもし」という呼びかけをやめるわけにはいかない。

カテゴリー: | 12月14日の夢(老教授に電話) はコメントを受け付けていません

12月13日の夢(猛煙)

 どこか地方の都市へ旅行している。京都かもしれない。突如、大事件が勃発する。遠くの山の斜面に立っていたビルの窓から煙が噴き出し、あっという間にビル全体から猛煙が立ち上り始める。さらに、煙の尾を引いて、そこから四方へ飛び出していくものがある。ミサイルだろうか。こちらへ飛んできたらアウトだなと覚悟するが、幸いそんなことは起こらない。
 逃げようとして、ぼくは塔のようなものによじ登ったり、墓地をさまよったりする。墓石の上を歩いていたら、お寺の住職と鉢合わせした。こりゃ、まずい。でも、こんな大事件が起きている中だから、勘弁してもらおうと思う。それにこんな状況の中で、ぼくが指導者としてみんなから期待されているという気がする。その一方で、この事件を起こした張本人はぼく自身であるような気もする。
 場面が変わって、ここは中国だろうか。大きな硯が置いてある部屋。そこで黒い男と白い男が組み合って、くるくると巴のように回転しながら闘っている。白い方の男はどうやらぼくらしい。

カテゴリー: | 12月13日の夢(猛煙) はコメントを受け付けていません

12月11日の夢(畳まれた階段)

 いつもはJRで出勤するのだが、今日は地下鉄に乗った。会社のすぐそばには駅がないので、一番近い駅で降りようと思う。まだこの駅では遠いなと思い、そのまま乗っていくと、さっきの駅より逆に会社から遠ざかってしまった。まずいなと思ううちに、どんどん会社から離れていく。だが、車内は満員なので、今度ぼくの立っている側のドアが開いたら、その駅で降りようと思う。と、次の駅も反対側のドアが開いたけれど、周囲の乗客がどどっと全員降りていく。「しめた」と思い、ぼくも出口へ向かうが、なぜか自分だけが靴をはいておらず、はだしであることに気づく。
 ともかく、首尾良くホームに降りることができたので、階段を降りていく(なぜか地下鉄の駅なのに、さらに下降する)。と、階段がところどころ折り畳まれていて、降りるためには自分で階段を引き出さないといけない。しかし、面倒くさいので、一段だけ引き出して、あとの二段は飛び降りる。
 階段を降りきるあたりに、大きな機械が据えられている。使われていない機械だと思い、なにげなく機械の一部を引っ張ろうとすると、怖いおじさんが作業中であることに気づき、慌てて手を引っ込める。さらに通路を行くと、左右にその機械が置かれている。これはガラス細工をする機械だと分かる。二つの機械が通路をふさいでいるので、右側の機械の下を強引にくぐろうとすると、作業をしているおじさんが「どこを通ればいいと思っているんだ?」と凄む。無理矢理通り抜けようとすると、上から熔けたガラスの火の粉が降ってくる。しかたなく、二つの機械の真ん中を通り抜けようとするが、狭すぎて通れない。進退窮まってしまう。

カテゴリー: | 12月11日の夢(畳まれた階段) はコメントを受け付けていません

12月10日の夢(野外映画鑑賞会)

 どこかの集会室で、数人と会合している。ぼくのほかに水野るり子さんや、初老の男性が加わっている。その男性が監督した動物を主人公とする映画が今日のテーマだ。男性は「出演した動物たちを人間の命令で動かすのでなく、自発的に演技させることが難しかった」と言う。
 その映画が屋外で上映されることになったので、ぼくと妻はそれを見に行く。入り組んだ商店街の建物の壁をスクリーンがわりにし、舗道の縁石に腰掛けて鑑賞するのだという。ぼくは妻を「あっちへ行った方が見やすそう」と行って、連れて行くが、座ってみると、ぼくらの前にほかの客がたくさん座ってしまって、かえって見にくい場所になってしまった。
 上映が終わり、水野さんたちと、この映画の感想を語り合う座談会をやる予定になっている。ぼくは、この映画が動物たちへの愛をテーマにしていながら、結局は動物を人間の思い通りに動かしているのは矛盾じゃないか、と言おうと決めて、やる気満々である。だが、妻はもう夕食まで時間がないから、さっさと帰ろうと言う。ぼくはとても残念だ。

カテゴリー: | 12月10日の夢(野外映画鑑賞会) はコメントを受け付けていません

12月9日の夢(夢から覚めた夢)

会社か学校の旅行で小田急線に乗り、伊豆に向かっている。だが、伊豆にはどうせ6時くらいにしか着かないので、途中でワープして自宅のあるマンションに戻る。だが、自宅には寄らず、マンションから道路を隔てたところにある集会所に直行し、そこのトイレに入ろうとする。ちょうど婦人会の奥さんたちの会合が終わったところで、トイレには奥さんたちが何人も行列している。ぼくも列に並んで、何番目かにトイレに入ると、中は畳敷きのかなり広い和室で、あちこちにガラス製の壺がいくつも置かれている。それが便器らしいが、既にあまりに沢山の人たちが利用したので、みんな黄色い液体がなみなみと溢れんばかりで、中には畳に大量にこぼれて水たまりになっているものもある。そのできるだけ少な目の壺におしっこをし、さらにうんちもして、「ああ、すっきりした」と思って、外に出る。すると、集会所の係のおばさんが怖い顔でぼくをにらみ、「一人で7分もかけるなんて」と、ぼくをなじる。慌てて逃げるように外に出る。もう夕闇が立ちこめている。そろそろ列車が伊豆に着く頃だ。自宅には帰らず、このまま列車にワープしようとする。
 そういう夢を見ながら眠っていたのだが、北の部屋のドアがあいて、人がその部屋に入ってきた音がして、目が覚める。変だな。ぼくの寝ている部屋の北側には部屋なんかなかったはずだが、と疑問に思い、起き上がって、障子の破れ目から覗いて見る。するとそこにはキッチンがあって、後ろ姿なので母だか妻だかわからない若い女性がエプロンにスカート姿で、たくさんの花を花瓶に活けている。昨日、ぼくが貰って、家に持ち込んだ花束らしい。そういえば昨日食べた弁当箱をまだカバンに入れたままで、ご飯がこびりついたままだ。早く起きて、それを洗ってもらわないと怒られるなと思う。それにもう7時半だから起きなければ・・・と思って起き上がって、時計を見ると、まだ6時だった。

カテゴリー: | 12月9日の夢(夢から覚めた夢) はコメントを受け付けていません