8月5日の夢(地方ロケ)

 地方へロケに行き、旅館に泊まっている。他の撮影に参加する親子連れも沢山宿泊しており、朝は階段の上り下りもできないほどごったがえしている。ぼくは一階まで降りて、「朝食は何時から?」とS誌編集委員のN氏に尋ねる。彼は「一色さんが一番早いんですよね」と答える。ということは、急いでぼくが食堂に行って、みんなを指揮して、一番に食べ始めないといけないということだろう。慌てて食堂のある四階に昇ろうとするが、階段はあいかわらず親子連れでごったがえしていて、なかなかたどり着けない。ようやく四階までたどり着くと、右側は動物園になっていて、そこに子ども達が入場していく。
 今日は休日だが、9時半近くに東京のクライアントの事務所に行く。何かトラブルがあったのだろうか。難しい顔をしたH重役が、入り口のドアの鍵がまだ開いてないことに、ますます苛立った様子で入っていく。それを外から見ていて、ぼくは「しまった! 今日は地方で撮影だったのに、習慣でついクライアントの本社へ来てしまった。今から現場に行っても、間に合わないなあ」と慌てる。回れ右すると、そこには別の重役がいて、やはり苦虫をかみつぶしたような顔で、会社の入り口をにらんでいる。
 外に出る。空に黒煙が一筋立ち上っている。火事だ。シンガーの中島美嘉の事務所から火の手が上がっている。

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8月4日の夢(会社の新体制)

 会社に新しい社員が入ってきた。意外なことに中年のおばさんだった。一方、ぼくは仕事がなく、デスクで暇をもてあましている。
 クライアントに何冊分もPR誌の企画案を、手書きで、まるで印刷したみたいにきちんとすべての原稿を書き、レイアウトした上で提出したのに、ちっとも発注のゴーが出ない。「あまりに完成されたものを提出し過ぎたので、きっともう出来上がったような気にクライアントがなってしまったためでしょう」と、ぼくはM重役に釈明する。どうやらMが新社長に昇格したらしい。

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8月3日の夢(あたしはだれ?)

 女性社員が会社の片隅を片づけ、そこに別の女性社員を座らせて、ポートレートを撮っている。この仕事はクライアントがお菓子屋さんなので、そのメーカーのお菓子の包みを破り、モデルの女の子はわざわざその中が見えるようにして、手に持っている。そこへ吉田拓郎扮するUくんが外から帰ってきて、彼女の背景になっていたテーブルと長椅子のセットの左半分に腰掛けてしまった。しかたなく、カメラマン役の女の子は長椅子の右半分を片づけて、そちらを背景にしようとする。Uくんなんか、退かせばいいのにと思う。左の方から今度はお菓子ではなく、ワインのボトルを持ってきて、モデルの女の子に持たせる。
 突然、女性がぼくに向かってアップで迫ってきて、「あたしは、だれだあ〜!」と叫ぶ。

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8月2日の夢(目覚まし)

 枕元で目覚ましが「リリリリ・・・リリリリ」と鳴った。すると、夢の画面に「!!!!・・・!!!!」という数字が表示された。

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8月1日の夢(船と銃撃)

 家の前を流れる野川のような川に、大型船が入り込んでいて、ぼくはなぜかその船の甲板にいる。そこから岸辺を見ると、川の水面が壁のように垂直に立ち上がって見えるが、岸辺の家はふつうに見える。目の錯覚だろう。しばらく見ていると、その錯覚は消えて、水面もふつうに水平に見えるようになった。
 船内を塗り替えることになったらしい。同僚が大きなパレットのようなもので、いろいろな色の絵の具を混ぜ合わせている。絵の具には粘りがあるため、大変な力仕事らしい。ぼくは急いでそばに行き、手を添えてパレットを支えてやる。ぼくの隣で若者が食い入るように彼の手元を見つめている。これから仕事を覚えるために、そうやって先輩の仕事ぶりを眺めているのだろう。ぼくはもう退職する身なので、今さら若者といっしょに彼の手元を眺めていてもしかたがないなと、気づく。
 その場を離れ、船首に行く。船の前の河原に沢山の子どもたちがいて、船を見上げている。船首には象の鼻のような送風管があり、そこからぶわーっと風が出て、子どもたちを追い払う。かたわらにいた中高年のおじさんは船を警護するガードマンらしいが、突然子どもたちに向けてバンバンと銃を撃ち始める。威嚇射撃だろうか。子どもたちは蜘蛛の子を散らすように逃げていくが、何人かの子どもたちは河原に倒れてしまう。

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7月30日の夢(バッチギ)

 どうも「パッチギ」のような映画に、ぼくは出演しているらしい。「暴動だ!」という叫びと共に、右手の路地の見えない奥から、バンバン!という激しい破裂音がして、左の方に何かが次々と投げつけられる。四つ角のところに、縁台のようなものがあって、日本人の薄汚い男たちが何人か寝転がっていたが、みんな呆然と身をすくめている。怖ろしくて動くことができないのだ。
 朝鮮人街の安ホテルの中。入り口はガラスの引き戸だが、なぜかテーブルを並べてバリケードのようにしている。ぼくはホテルの内部のベッドに寝転がっている。男性詩人のHくんがいて、ぼくに「今日もホテルのご研究ですね」と声をかけてくる。そう。ぼくはホテルの研究と称して、ここに入り浸っているのだ。ホテルの中にはBGMとしてベートーヴェンのピアノ協奏曲が流れている。
 突如、ホテルの中に緊張感が走る。ガラス戸から見える表通りを松井秀喜が歩いている。しかも、ホテルの中に入ろうとしている。みんな慌ててバリケードを撤去して、彼を通す。だが、入ってきたのは、松井に似てはいるがぐっと無骨な「松井のニセモノ」だった。こわいヤーさん系のおじさんや、やさぐれたおばさんも一緒だ。そのおばさんがぼくに名刺を渡す。名刺は半透明のトレーシングペーパーのようなものを、病院の薬局で出される薬のように縦に長くつないだもので、その端をぼくに握らせ、引っ張ると長い帯のようなものになる。歯科医と称する軽薄そうな男もいて、彼はお盆の上にたくさん盛られた粉薬をセロテープでくっつけ、それをぼくの歯に当てる。ぼくにももう一枚セロテープを取って、同じようにもう一度真似をさせる。そうすることで虫歯の検査ができるのだという。どうやら、虫歯があったらしい。彼は「はい。ありますね」と言って、今度は治療薬の粉を同じようにセロテープで取って、歯に当てるように指示する。そして、歯の治療をするつもりなのか、部屋の奥の様子を伺う。その方向は暗闇で、よく見えないが、きっと虫歯の治療台があるのだろう。
 パーティが終わったあと、ぼくは長くて使いにくいホースの電気掃除機で床の上にたまったゴミを次々と吸引していく。みんなは他の部屋の掃除をしていて、この部屋の掃除をしているのはぼくだけだ。

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過去夢一挙公開!

やっと一つ忙しい仕事の区切りがついたので、過去夢を一気アップします。
(7月22日の夢)
 会社の席替えがあった。今度のぼくの席は社長の席の隣だ。隣というよりも、ぼくのデスクから直角に板が出ていて、その板が社長のデスクと接続している。なんだ、これは。しかも、別の社員のデスクが半分ぼくのデスクとぼくの椅子の間に食い込んでいるため、ぼくの座るスペースは通常の半分しかない。一応ぼく自身は新しい席についたものの、パソコンも到着していないし、ぼくの前任でここに座っていた女性もまだ同じデスクで仕事をしているため、ぼくの席はますます狭苦しい。
(7月25日の夢)
 出社すると、いつのまにか「Pの本」の校正が出ている。めくってみると、新商品に関連して、ぼくの知らないうちに特集が組まれている。ピアノの先生方に「今、世界の平和と子供たちのために何ができるか」というアンケートをし、その回答を何ページにもわたって掲載したものだ。ぼくの天敵だった元女性編集長がもう退職したにもかかわらず、勝手に編集したらしい。とはいえ、この企画はぼくの思いもつかなかった素晴らしいもので、悔しいが負けたと思う一方、はらわたが煮えくりかえる気がする。「編集長に黙ってこんなことをしたのか」と問いつめてやりたいが、ぐっとこらえる。そんなぼくを見かねて、妻が「ほら、このおかげでこんなに新しいスポンサーがついたのよ」と、沢山の手紙の束をぼくに渡してくれる。「新聞は?」と言うと、新聞もテーブルに置いてくれる。
 新聞はいつのまにか、全ページ完全カラー印刷になっている。特集は「こちらから出向かなくても、希望の家を不動産屋が探してくれ、若い女性担当者がとことんケアしてくれる」という新しいサービスについてで、有名人がそのサービスを利用してどんな家を借りたいと考えているかについてのアンケートだ。
(7月26日の夢)
 朝なかなか目が覚めず、気がつくともう9時近い。しまった。いつもの北の部屋でなく、南の部屋で寝たため、目覚ましの音が聞こえなかったのだ。
 外国であるカリスマ的な女性ドライバーを20年近くも監禁して、外さえ見られなくしているメーカーがあるらしい。それに対抗して、別のメーカーでは男性ドライバーを監禁しているらしい。そんなことをしているのは、その企業の広報部のなんとかという男だと、どこかのお父さんが娘に教えている。
(7月28日の夢)
 女性編集長の飼い犬が行方不明になった。ぼくが探しに行くと、犬は飛行機でロンドンへ出国したということが分かった。探し出して連れ戻すと、彼女からお礼の品物が送られてきた。

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7月26日の悪夢(青い蚊帳)

 殺人的に忙しくて、ずっとブログを更新できませんでした。でも夢日記はつけていますから、いずれどっと発表しますね。これは今朝、浜松のホテルのベッドで見た悪夢。
(夢ここから)
 マンションの五階の今は亡き両親の部屋にいる。誰かと一緒に来たと思ったのに、いつのまにか一人になっている。部屋中に真っ青な蚊帳のような布がかぶさっている。とてもきれいなのに、とても怖い。恐ろしさのあまり外へ出ようとするが、その布をめくることができない。閉じこめられてしまった! これは悪夢だ。それなら、目を覚ませばいい。そう思って、目を開けると、ホテルの天井の真ん中に穴があき、壊れた部分が下に垂れ下がっている。(もちろん、これも夢でした)

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7月20日の夢(中野八丁目)

 中野は学生時代、初めて東京で下宿した街。そして結婚生活をスタートしたのもこの街でした。
(夢ここから)
 会社で「夢日記」のノートを開くと、キャベツやセロリなど、古い生野菜が沢山栞のようにはさんである。食べようと思って、買ったのに、忘れていたのだ。恥ずかしいので、みんなに見つからないように、しおれた野菜をゴミ箱に捨てる。
 会社を退出した後、中野駅で降りる。雨が降り続いているが、傘は差さない。この駅に降りたのは、ぼくが終戦直後の投稿雑誌について調べていて、当時のことを知っている人が「中野八丁目」に住んでいると聞いたからだ。中野八丁目は多分この方向だろうと、適当に歩き出すが、やはりそれでは迷ってしまうだろう。もう一度駅前まで戻って、ぼくは駅付近の地図の看板に見入る。しかし、地図を見ても中野八丁目の位置はよく分からない。きっと中野駅の南側に、右から一丁目、二丁目・・・と続いて、一番左側に位置するのが八丁目だと思い、その方向へ歩き出す。
 一人だけ傘を差さずに歩いてきたが、雨がひどくなってきたので、ついにぼくも傘を拡げる。このあたりまで来ると、風景は戦後そのものだ。道路には近くの農村から出てきたらしいおばさんが農産物を露天で売っている。向こうには、積んだ荷車を停めて、一休みしている女の子が見える。ぼくはごったがえす道路を占領する屋台や荷車をよけながら、前進する。
 かなり歩いてから、ぼくは傘をすぼめ、また地図を見る。どうもこのあたりは中野七丁目らしい。しかし、地図には「八丁目」の表示は見あたらない。そんな場所はないのだろうか。おまけに傘をもう一度差そうとすると、壊れてしまっていて開かない。コンビニでまたジャンプ式の折り畳み傘を買おうか。でも、また余計な出費をしたと、妻に怒られるかもしれない。
 鞄を見ると、当時の投稿雑誌事情を書いた資料の本が、いつのまにか数冊入っている。どこでこんなものを買ったのだろうか。10時過ぎに家に帰り、「中野八丁目で戦後のことを調べていて、遅くなった」と妻に言うと、妻はぼくのことを理解してくれて、ねぎらいの言葉をかけてくれる。家の右手奥の暗い部屋には経理部の部屋がある。あそこで資料代を請求しようか、と考えるが、やめる。

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7月19日の夢(病院で免許更新)

 車の免許証を更新に行く(ぼくは車の免許は持っていません)。行ったのは病院。入り口のテーブルに、大小の血圧計が沢山置かれている。それを持っていこうかどうしようかと迷うが、結局置いていく。入り口で、検査着がわりのTシャツを着る。受付番号を書く黒板がある。ぼくはそこに「Tシャツ1番」とチョークで記入する。室内に入ると、あちこちにエキストラベッドが置かれ、患者の数が随分増えている気がする。

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