12月19日の夢(映画祭)

 高崎映画祭に行くことになった。同行する男女は兄と妹の間柄のようだ。ぼくが一番先に出発したのに、坂道で妹の方に追い抜かれる。どんどん駆け下りていく妹を見て、兄の方は「母に急いで渡したいものがあるからでしょう」と解説する。彼女が母親に渡したいものとは麻薬である。ぼくも急ごうと、お尻を地面につけて滑り降りる。
 高崎映画祭は学校の校舎を会場にして行われる。到着したときには、その廊下は人々でいっぱいだ。その中をかき分けかき分け、母親のいるはずの部屋へと近づく。少年が「ぼく、風邪をひいて喉が痛い」と大声で言い、すぐに小声で「嘘だよ」とつぶやく。「だって、風邪をひいていると言えば、長く父さんといっしょにいさせてもらえるでしょ?」と彼は言う。

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12月16日の夢(東京の中の森林)

 楽器店の取材に行った。簡単にオーナーのインタビューを終え、帰ろうとしてこれはクライアントのX社の担当者との同行取材のはずだったことを思い出す。失敗したなーと思っていると、当の担当者がやってきた。彼は「ぼくは異動が決まった。異動先にこの件の責任を持っていきたくないから、ちょうどよかった」と言ってくれる。
 しかし、帰途について、さらに重要なことに気づく。写真を撮るのを忘れていたのだ。慌てて戻り、カメラを覗くが、楽器店のビルが大きすぎて、入りきらない上、全体が工事用の布でおおわれていて、うまく撮れない。周りを見回してみると、東京のはずなのに、あたりは鬱蒼とした森林と丘陵が続いている。都内にこんな場所があったのだろうか。

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12月15日の夢(透明トイレ)

 会社を出る前にトイレに寄っていこう。2つあるのだが、一つは女性には使いづらい構造になっているから、男性であるぼくはこちらを使うべきだろう。それは隣家との境目にあって、テーブルのような板がついている。まずこの板を蓋のように開けて、便器に向かう。隣家との間の壁は透明で、すぐ至近距離の右側に、紳士がタバコをふかしながら座っている。ぼくのおしっこはそのすぐ目の前の空中に流れ出すので、とても不安だが、紳士は知らん顔をしている。左奥には眼鏡をかけた中年の女性が立ち働いているが、彼女も知らん顔をしている。

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12月14日の夢(ネット紙)

 パソコンを通さず、直接ネットにつなぐことのできる紙ができた。A4判くらいの紙で、小さな装置が点々と紙に貼り付けてある。この一つ一つが何かのソフトらしい。
 最初、使い方がわからなかったが、コンセントから伸ばした白い電線の先を、紙の細い管にちくっと刺すと、そこから白い光が紙の上にゆっくりと広がっていく。ソフトが起動して、紙のあちこちから小さな音量でメロディが聞こえ始めた。
 ぼくの部屋の白い壁が半透明になり、その向こうの部屋にいる少女が、ぼくがネット紙の接続に成功したのを妬んでいるのが感じられる。

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12月10日の夢(身障者施設)

 秋田の身障者施設を取材で訪ねる。ここを訪れるのはもう何回目だろうか。女性の園長にインタビューした後、子供たちのいる部屋を2つ横切る。ふすまを開けながら「入っていいですか」と言うと、最初の部屋はすんなり入れたが、2つ目の部屋で「今着替え中だからだめ」と制止される。女の子たちが着替え終わるのを待って、さらに先へ進む。
 そこは広いホールで、白いシャツに白いパンツの男の子たちが運動会をしている。あれ、ここにこんな部屋があったっけ? と戸惑う。男の子たちの席の間の通路を進むが、子供たちが邪魔で進めない。わきの通路を使って、ようやく出口にたどりついたところで、逆にそこから入ってきた中年のがっしりした男に誰何される。男はぼくが怪しい侵入者だと誤解したらしい。しかし、よく見ると、彼は以前の取材でも会ったことがある。そこで、「ぼくはもう3回、いや5回も取材に来ました。あなたの顔も覚えていますよ」と言う。相手はようやくぼくを思い出し、隣にいた同僚に「この人は定年で退職された後も、こうしてフリーでやっておられるんです」と、ぼくを紹介する。これで、ようやく外に出られそうだが、かんじんの靴を園長室の玄関に置いてきてしまったことに気づく。おまけに男に挨拶しようと、懸命にポケットを探るのに、名刺が見つからない。

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12月9日の夢(花粉まみれ)

 ぼくはまだS社の社員らしい。そこへ元社員の女と男がやってきた。その二人とぼくとは何十年も同僚だったのだが、最近二人はあるコンクールで第一位に輝き、今日は凱旋のような感じでやってきたのだ。二人が持ち込んだ賞品がまるでひな壇のように並んでいて、社員たちが嘆声をあげて眺めている。ぼくはいやな気分になるが、一応見に行ってやる。すると女が「天井を見て! 孔があいているでしょ? あれは私たちの育てた植物が天井を突き抜けて、空にまで伸びたせいなのよ」と自慢そうに言う。いやみな女だ。
 そこは会社の中なのだが、大きな街路樹の繁る何車線もある道路の上でもある。ぼくらはその木陰にデスクを並べて仕事をしていたのだが、席に戻ろうとすると、ぼくのデスクは二人の祝賀会に持っていかれてしまい、残っているのは椅子だけだ。しばらくぼけーっと椅子に腰かけているが、馬鹿馬鹿しいので社外に出る。
 そこは広場になっているが、ぼくの周りはなぜか人けがない。面白い本が並んでいる古本屋が目に入り、中に入ってみる。しかし、意外にたいしたものはない。店主が立ったまま、ぼくを見ているが、その視線を受け流して、また外に出る。
 舗道に腰をおろし、ぼくは持っていたビニール袋を開ける。中には黄色い花粉がたくさん入っている。うっかりぼくはそれをこぼしてしまい、服が上から下まで、黄色い花粉だらけになる。恥ずかしいので、立ち上がり、はたきながら舗道を歩く。何回ぼくは同じ失敗を繰り返すのか。本当にいやになるよ。

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12月7日の夢(床屋)

 有名人の床屋さんを三人のクルーで取材にきた。クルーの一人は女性だ。待たされていて、なかなか取材が始まりそうにないので、ぼく一人だけ外へぶらぶらと出る。
 ところが外からふと店内を覗きこむと、二人の仲間の姿は消えている。ということは、ぼくを置いて、取材がどこかで始まってしまったということだろうか。
 しかたがない。そのまま帰宅することにし、電車に乗り込む。立ったまま本に夢中になっていたが、駅名のアナウンスを聞いて驚く。「いわき」だという。そういえば、さっき路線を間違えた気がしたのに、読書に我を忘れてよく確かめなかったのだ。ドアが閉まる前に、ホームへ飛び出そうか。しかし、なにか恥ずかしいので、次の駅で降りて戻ろう。これではいつ家に戻れるのか、わからない。

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12月4日の夢(円盤実見記)

 クライアントの女性にプレゼンをしようとしている。プレゼン用資料に、戦後、UFOの搭乗者である宇宙人と会ったとして有名になったアリンガム氏のことが書いてある。それなら彼の著書「空飛ぶ円盤実見記」を資料として用意した方がいいだろうと、テーブルの上の本の山から抜き出す。しかし、手にしてみると、それは原本ではなく、要点をレジメにまとめた資料だった。しかも、これからプレゼンする相手の女性用にまとめたものである。

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11月30日の夢(悪夢)

 退職したはずなのに、まだ会社で働いている。クライアントのために、ラフを作って、プレゼンしなければならない。銀座の広い舗道には大きな電話ボックスのようなガラス張りの休憩所が点々と並んでいる。その中にいろいろな品物を置いては写真を撮る。その写真をレイアウトしてプレゼンするのだ。一つ一つボックスを移動しながら撮影するので、大変な手間だが、わざわざ移動する必要などないことに気づく。だが、外に出て振り返ると、もう休憩室には別の人が入っていて、戻ることができない。
 とりあえず会社に帰ってきて、手書きでラフを作り、癌でとうに死んだはずの社長のNに見せる。Nは一瞥して「気に入らんな」と言って、突っ返してくる。だが、ほかにどうしようがあるというのだ。大体、ぼくはこの会社を退職したはずなのに、なぜこんなことをやっているのだろう。
 目覚めると、隣の布団に父が寝ている。30年前に死んだはずなのに。布団をまたぎこすとき、少し父の体を踏んだようだ。廊下の窓から競技場が見える。そこで慶応のラグビー部が試合をしている。姿は見えないが、母の声がして、「さっきまでおばあちゃんが慶応の歌をうたって、応援していた」と言う。もちろん祖母の姿も見えない。寝床に戻ろうとすると、寝たまま父が「さっきおれを踏んだだろう」と、ぼくを詰る。あいかわらずいやなやつだ。

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11月22日の夢(沖縄の奈良)

 沖縄にある奈良の町に三日間の予定で旅行する。そのうち一日を使って、インドネシアまで遊びに行く予定で、既に航空券も用意した。
 ところがすっかり計画が狂ってしまった。奈良に着くなり、殺人事件を目撃してしまったからだ。ぼくは新聞記者なので、その記事を今夜中にも書いて送稿しなくてはならなくなった。いや、殺人事件と合わせて、本来奈良で聴きに行く予定だった詩の朗読イベントの記事も書かなくてはいけない。
 殺人事件といっても、ぼくは現場を見ただけなので、殺された被害者が誰かすらわからない。どうせ本土の新聞にはもう報道されているだろうから、自宅に電話して、妻にその切り抜きをFAXしてもらおうかと思うが、それより奈良で詩のイベントにも参加する予定だと言っていた女性詩人のBさんに聞けば、両方のことが一度にわかって、効率的だと気がつく。
 というわけで、Bさんにそれらの件を依頼し、「ぼくはこのホテルに泊まっているから、ここに連絡して」と、自分の宿泊先を書いたメモ用紙を渡そうとするが、見当たらない。何度もポケットの中身を全部出してみるが、ないのだ。ぼく自身、まだチェックインしていないので、自分の宿泊すべきホテルさえ分からなくなってしまったことに愕然とする。

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