11月9日の夢(双子のような夫婦)

 ぼくの在籍していたS社の業績が悪くなったので、退職し、新しい会社に入った。バスで通勤する上野あたりにある会社だ。
 そこには詩人のR夫妻がいて、二人はまるで双子のようにそっくりだ。夫の方は物静かな人だったはずなのに、電話で長話するなど、かなりうるさい。夫婦でセールスに二人が出てしまったあと、ぼくは埃まみれの自分のデスクを雑巾で拭いている。すると、女性社員が「この会社は汚れっぱなしだから、そんなことしなくていいのよ」と言う。でも、ぼくは性分がきれい好きなので、彼女のアドバイスを無視して拭き続ける。

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11月5日の夢(地下住宅)

 昨年亡くなったはずの詩人AY氏ともう一人の詩人が、大分で地下住宅を建てて住んでいる、という記事が、タブロイド判の新聞に出ている。早速、大分にその家を訪ねる。地下だから窓はないが、部屋は広々としており、一室にはお雛様が飾られている。「こういうことをするのが東京の男さ」とAY氏は胸を張る。

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11月4日の夢(女性専用バス)

 女性だけが乗れるバスに、ぼくは一人だけ男なのに乗っている。トイレを探して、バスの前部に行くが見当たらないので、戻る。通路に客が寝転んでいるのをまたいで、自分のもといた席を探す。バスの車体は真ん中で直角に右に曲がっている。
 バス停で停車した。停留所名を見ると「多摩が丘」とある。ぼくはそこで降りるつもりはない。渋谷で降りようと思ったのに、新宿で降りてしまう。
 お店に入ったところで、携帯が鳴る。バスに同乗していた女性からだ。2度鳴るが、2度とも取り損なう。慌てて店の玄関口から外に出て、こちらから逆電すると、すぐ女性が出て、「多摩が丘」について質問してくる。「多分新しくできたニュータウンだと思うが、ぼくはよく知らない」と冷たく言って、電話を切る。

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10月20日の夢(映画の撮影)

 昨年まで在籍したS社。今、怪獣映画を撮影中で、会社はほとんど外部の撮影チームに乗っ取られたような感じだ。Uカメラマンの部屋へ行くと、彼は暇そうにベッドに寝転んで、文庫本を読んでいる。その手前では営業部長が母子と打ち合わせをしている。盗作スキャンダルで世間を騒がせた母子かもしれない。ぼくはしかたなく、すぐ引き返す。
 すると、街角でふいに後ろから、ぽんと肩を叩かれた。Uカメラマンである。「なんだい。打ち合わせ中なので、帰っちゃったのかい?」と磊落な様子だ。
 映画の打ち合わせが終わったらしい。撮影チームが一斉に動き出し、撮影がスタートする。その瞬間、Uカメラマンが小さなカメラを奪い取り、撮影チームを反対に撮影しだす。「おいおい、何をしているんだ」と撮影チームが騒ぎ出すが、無視する。
 現像したフィルムを試写する。「ほら、これ」とUカメラマンが画面を指さす。船を怪獣が襲撃するシーンだ。彼が何を指さしたのかわからないまま、ぼくは「どんな高さから、どう撮ったのか、これではわからない」と批評する。プロデューサーも「なるほど。あいつはどう模型を作るかはわかっていても、撮り方がわからないのだな」と言い、すぐに撮影中止を指示する。スタッフたちは皆、ほっとした表情で直ちに解散する。

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10月14日の夢(大津波)

 世界が最後を迎えようとしている。海からもうすぐ大津波が押し寄せてくるのだ。しかし、建物にはサバイバルルームが設けられており、ぼくもその中に隠れる。さらに津波を攻撃して、それを無力にする防御システムもあり、ぼくはそれを操作する。しかし、本当に巨大津波が襲来したら一巻の終わりかもしれない。警報が鳴った。ぼくはシェルターの中に走りこむ。

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10月11日の夢(エレベーターの穴)

 ホテルに泊まり、朝、フロントに降りる。妻に代金8000円を持ってきてもらう。だが、まだ部屋に荷物を置きっぱなしだった上、靴下をはき忘れていることに気付く。部屋に取りに戻ろうと、エレベーターを運転する。紙の束をエレベーターの操作盤の穴に突っ込んで運転するのだが、どうしても目的の階に停まることができず、上ったり下ったりを繰り返す。、

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10月10日の夢(鼓笛隊)

 詩のイベント会場の最前列に妻といっしょに座っている。満員である。ぼくは眠くてしかたがない。会場の四方を鼓笛隊が囲んでいる。子供から老人まであらゆる人たちがいる。太鼓をたたきながら、低い声で歌っている。その歌が途切れそうになると、皆笑う。鼓笛隊が退場し、天井を残して四方の幕が取り払われると、そこは吹きさらしの街路だ。

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10月10日の夢(人々が消えていく)

 困ったとき、ぼくがいつも行くレストランがある。そこに行くには、鉄道のレールの上を歩いていかなければならない。レールの上を沢山の車が走っているので、それをよけながら歩かなければならず、ちょっと一苦労だ。しかも、レストランは森の中にあり、入るためには鉄格子のはまった窓から、入らなければならない。窓に這いあがり、狭い鉄格子の中に体を押し込む。皆が中から引っ張り込んでくれた。
 だが、この世界からぼく以外の人が消え始めた。電車の運転手は、運転しながら電車ごと消えていった。プールを泳いでいる女性は泳ぎながら消えていく。ああ、みんなみんな、行ってしまう。

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10月8日の夢(着信あり)

 校正が出たので、早く持っていかなければと思う。だが、ぼくは上着こそスーツを着込んでいるが、下は半ズボンだ。みっともなくて外出できない。どうせ、この仕事は上の許可が下りず、進行を止められているのでXX(メモの判読不能)でいいかと思いなおす。取材先の母子にだけ見せに行こうと、保育園を訪ねる。お母さんに「早く発行してほしい」と言われるが、許可が下りるまでは無理だ。外国の大使館へも校正を届ける。ここでも進行がストップしてしまう。帰社すると携帯が鳴った。「着信あり」と表示されているが、誰からか分からない。

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10月6日の夢(花のサラダ)

 未来の世界に来ている。妻と二人でレストランに入り、ランチのセットメニューを三つ選んでオーダーする。ウェイターが「それだと、野菜が一つも入りませんが」と言うので、他のメニューから花のサラダを頼むことにする。

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