3月18日の夢(車消失)

 いい詩を書いた人や、いい企画を出した人はコーヒーがただになるらしい。だが、ぼくはそんなものは欲しくない。断ると、随分前に自殺した友人のAが社長のSと一緒に出てきて、「時間があるなら、これから軽井沢へ行こう」とぼくを誘う。ぼくは妻と一緒なので、行きたくない。これも断ると、Sだけが軽井沢へ行ってしまう。何かいい企画がそこであるらしい。
 実は、ぼくの乗ってきた車が交差点で動かなくなったのだ。しかたなく乗り捨てて、ここへ来たのだが、交差点に戻るとその車が見当たらない。そのことをAに話そうと、彼の家へ向かうが、綱が張り巡らされていて、中に入れない。綱を乗り越えて、よじ登って入ろうとするが、足元の床を危うく踏み破りそうになる。

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3月10日の夢(券売機)

 妻とバスで静岡へ行く。ランチは路上にパラソルを立てたカフェでコース料理を食べる。途中までスムーズに料理が出てきたのに、最後のデザートがなかなか来ない。時間がもったいないので、店を出ることにする。ところがテーブルの上に伝票がない。ビルの中に入ってレジ係を探すことにする。
 立ち上がって歩きだし、ふと後ろを振り返ると、何人かの青い制服姿の男性作業員がさっきまでぼくらの座っていた椅子を積み重ねて片づけている。まるでぼくらを追いたてているみたいだ。しかもビルの中は人でいっぱいで、どこにレジがあるのかさえ分からない。
 帰京しようと思うが、帰りのバス停が見当たらない。電車の駅に行くと、二両連結のかわいい電車がちょうど出発しようとするところだ、急いで券売機に向かうが五台ある券売機の四台は灯が消えていて、停止中だ。唯一あいている券売機で買おうとして、コインと間違えて札を入れてしまう。慌ててコインを入れ直すが、なぜかサイズが合わず詰まってしまう。その間に電車は発車してしまった。これでは東京に帰れるかどうか分からない。

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3月4日の夢(避難バス)

 皆、地下などにてんでに避難している。怪獣が襲ってくるという者もいれば、いや津波だという者もいる。バスがぼくらを迎えにきた。ぼくは13号車と14号車の指揮をとることになる。ぼくは運転手に「これが14号車? じゃあ、前にいるのが13号車だね」と呼びかける。

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3月2日の夢(母燃える)

 母が火事で死んだ。その直前で母が録音したというテープを聞かされる。何度か断片的な声が記録され、その後で空気中に消し忘れたように小さな声で「しんちゃん」とぼくの名前が呼ばれる。

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2月24日の夢(人間人参セロリーヌ)

 人間人参セロリーヌというものができた。人参でありながら、光線を照射すると、人間としての知能を持つらしい。
 いくら権力があるからといって、地下36メートルでジェット機を走らせるという暴挙が許されるはずがない。
 パリのアーケードのような路地が東京にもできた。一番奥には某音楽財団の宗教施設があり、その手前にはOさんたちの経営する小物のブティックがある。ファッショナブルな小物がとても美しい。財団へ仕事でプレゼンに行かなくてはいけないのだが、ぼくはとても行く気がしない。

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2月19日の夢(ダム湖)

 バスに乗る。観光バスのようで女性のガイドさんがいる。「多摩地方にも水の確保のため、新しいダムの工事が進んでいます」という説明がある。家のこんなそばにいつのまにか大きなダム湖ができたんだ、とびっくりする。陽光を浴びて、水面の青と周囲の森の緑がとても美しい。だが、まだ工事中らしく、湖の周囲には重機がいっぱいだ。

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2月18日の夢(3階建ての新居)

 広い家へ引っ越した。駅からは随分離れた街中にある。シスターたちがおしゃべりしながら歩いている賑やかな通りを渡ると、高速道路のすぐ下に新居があった。一本道を隔てた裏は巨大なショッピングセンターだ。これは便利である。老詩人のN氏と明日は旅行することになっているので、それに着ていく服を買いたいと思う。
 家は3階建てで、穴のような場所に建っており、1階は半地下である。そこにはグランドピアノが置かれており、地上との出入り口になる玄関は2階だ。早速友人夫婦を招いてホームパーティーをする。すると、昔の同人誌仲間のSが挨拶もなしに突然玄関から上がり込む。あいかわらず無礼な男だ。ぼくは空いているソファーへ座ろうとして、そこがトイレに行った友人の奥さんの席だと気づき、また立ち上がる。

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2月17日の夢(激怒)

 会社で上司に本棚に登れ、と言われる。木の本棚だが、下半分は段がなく、手掛かりのない中を必死に登る。上段の手掛かりのあるところにやっと到達し、やれやれと思い、さあここで何をするのかな・・と下を見ると、上司が「打ち合わせをするから降りてこい」と言う。ようやく苦労してここまで登ったのに。ぼくは激怒し、上司を思い切り罵って、「辞めさせてもらいます」と宣言して会社の外に出る。振り返ると、さっきまでぼくのいたオフィスに登る階段が2つある。今まで賑やかにみんなが上り下りしていた階段は、今では物置になっている。そして、以前はさびしかった階段がメインの通路に変わっている。

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2月13日の夢(信号は白)

 とても広い交差点を渡ろうとしている。向こう側の信号機の色がよく分からないほどだ。青色なのだろうか。なんだか白色のように見える。でも、お巡りさんが手信号で合図をし、中学生たちが一斉にこちらに駆けだしたのだから、青なのだろう。ぼくは判断に迷ったので、通行人の最後尾から少し遅れ、慌てて走り出す。通行人の殆どは道路の真ん中にあるバス停で足を止める。ぼくは向こう側まで渡りきれるだろうか。そのとき信号が変わり、はっきりと白色になった。ぼくは走るのをやめ、バス停でしかたなく足を止める。

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2月9日の夢(外国人ライターとの電話)

 久しぶりに以前勤めていたS社へ遊びに行くと、親しい外国人ライターから電話がかかってきた。「S社をぼくが辞めて、会社のイメージが変わりましたか」と、ぼくは尋ねる。「全然変わらないよ」と彼は答える。「では、ぼくが辞めても何にもならなかったな。せっかく辞めたのに」とジョークを飛ばすと、背後の社員たちから笑い声がもれる。
 電話を切ると、男性社員が言う。「それにしても、あの会社のUさんはうるさい人ですね」。ぼくが「あの人は今年80歳だからね」と答えると、相手は「ええーっ」と驚く。「実はあの人、ぼくの結婚式のとき、司会をしてくれたんですよ」と言うと、相手はさらに驚く。

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