3月25日の夢(合宿)

 ぼくは中学生で、学年全体の合宿で海へ出かけた。みんなでボートに乗って、坂を滑り降り、あやうく海に突っ込みそうになった。ぼくは泳げないので、危機一髪だった。地震が来た。トイレに行くと、床がおしっこで汚れていた。ぼくは布の靴をはいていたので、足にしみてきた。でも最後は敷地内で打ち上げ花火が盛大に打ち上げられ、みんなで拍手しながらそれを見ていた。

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3月24日の夢(緑のスーツケース)

 ホテルからバスで大きな劇場に移動することになる。皆が乗ってしまい、慌てたぼくは緑のスーツケースをホテルの玄関に置いて、また部屋に忘れ物を取りに戻る。だが、ぐずぐずしているうちに、バスはぼくを置いて出発してしまった。

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3月22日の夢(無銭飲食で逮捕)

 今はアメリカに日本が占領されている。2階のレストランで食事をし、椅子に荷物を置いたまま中座して、地下のトイレへ行く。その個室には以前勤めていた会社のかつての同僚たちがいる。その何人かは既に死者である。彼らと打ち合わせをすませ、再び2階へ戻ろうとすると、いきなり数人の刑事に逮捕されてしまう。無銭飲食の疑いだという。「そんなバカな」と抗議し、無実を証明するため、刑事を連れて地下トイレへ戻る。そこで死んだ同僚たちの名前を呼ぶが、誰もおらず、しーんとした沈黙がトイレを支配している。
 その後、経緯は忘れてしまったが、ぼくの罪は晴れ、いい出来事もあって、ぼくは感極まって号泣する。生まれて初めてというくらいの大泣きだった。
 家に息子宛の郵便物が届き、息子の下宿先に持って行く。彼は「それは〇〇だよ。表札を隠さなくてはだめだ」と言う。ぼくは慌てて家に帰り、セロテープで紙を貼って、表札の名前を隠す。

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3月20日の夢(商談)

 午後6時に近くの会社にエアコンのカタログを届けに行く約束をしている。まだ5時半だから、楽勝だ。悠々と会社を出たが、考えてみると、相手の会社の名前も担当者の名前も分からない。慌てて戻り、デスクを捜索するが、何も手がかりはない。それでも、確か社名はダイキンだったと思いだす。大きなメーカーと同じ名前だなと思って、覚えていたのだ。もう一度出ようとして、今度は行き先表示板に書きこむのを忘れたことを思い出す。ようやく会社を出たときはもう6時2分前だ。こんなことで、ちゃんと商談ができるのだろうか。

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3月18日の夢(泥棒)

 ぼくは指揮者で、合唱団の練習をしなくてはいけない。けれども、楽譜を買ったり、いろいろな準備に時間がかかり、ちっとも練習に入れない。
 夜中にトイレに起きると、隣の部屋のベッドに凶悪な感じの男が寝ていて、ぼくに声をかけてくる。そういえば、ゆうべからこの男はここにいるのだ。泥棒だろうか。「警察に電話するぞ」とぼくが言うと、男は「そうすればいい」と言う。ちょうど壁に防犯ポスターが貼ってある。ぼくはそれを見て警察の番号をメモして、電話の準備をする。

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3月17日の夢(卒業式)

 会社にいると、「在校生代表として卒業式に出なさい」と指示される。社員全員が出席するのだと思って、行ってみると、在校生代表として呼ばれたのは少数の男性たちだけだった。そこは新しい社屋で、ぼくたちは出来たばかりの床に座る。総務部長のM氏が「少ししかいないな」と言う。ぼくはうっかり帽子をかぶっていたのに気づき、脱ぐとその下にも帽子があった。その帽子も脱ぐと、さらに帽子があった。野球帽を2つと黄色い学生帽を三重にかぶっていたのだ。総務部長がみんなにバナナを一本ずつ配っている。ぼくも貰いたかったが、ぼくを見ると、彼は回れ右して立ち去り、ぼくだけ貰えない。その場でひとり待機していると、ぼくだけ取り残されてしまう。とっくに卒業式は終わってしまったらしい。

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3月16日の夢(白と黒の文学史)

 この国の詩の文学史をみんなで手分けして書くことになった。この国の詩の歴史は優れた巨匠たちの時代の後に、盗作のはびこる暗い時代がやってくる。それが地層のように、白・黒・白・黒と積み重なっているのだ。ある詩人の盗作問題をテーマにした時評でデビューしたぼくは、当然黒の時代の文学史を書くことになった。だが、書こうとしても、その時代の資料は少なく、十分な文学史を書くことができない。

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3月12日の夢(低すぎる天井)

 トイレに行くと、男性がぼくに金を払えと言う。確かに彼に支払いをする必要があるので、トイレを連れだって出る。そこは大理石で飾られた立派なホテルのロビー。テーブルに向かって座った男性は、椅子の上で足を組み、半分胡坐をかいた格好になる。そうやって領収証を書きながら、彼はこっそりおしっこを始める。その滴がぼくの足にかかったので、本能的にぼくは足をひっこめる。男性は盛んにぷるぷると体を振って、水切りをする。床に小さな水たまりができる。ぼくは急いで1円玉でお釣りを受け取り、その場を逃げ出す。
 すると女性が箱を持って現れ、みんなに「ケーキです」と言って、配り出すが、ぼくにはくれない。「あらあら赤飯が凍っちゃった」と言うので、ぼくはその箱の蓋を開けてみる。すると、中には赤飯ではなくモンブランのケーキが入っていて、確かに凍っているらしく、ドライアイスのように湯気を立てている。もう一度トイレに入りなおそうとするが、今したばかりだったことを思い出し、再びロビーに戻ろうとする。なぜかホテルの天井がどんどん下がってきて、腰をかがめないと歩けなくなる。這う這うの体で皆に近づくと、やっと立って歩ける高さに戻った。

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3月11日の夢(東北の町で)

 東北地方の小さな町のホテルに滞在している。そこは本屋でもあるようだ。しかし、ぼくの探している本はそこにはない。この小さな町にももう一軒本屋があり、そこに目指す本があると聞いて、ぼくは外に出る。
 細い道路はすべての商店が店を開け、夜店も出て、まるで祭りのように人々がぎっしり散策している。そのほとんどは小さな子供たちだ。殆ど身動きがとれないまま少し進むが、どうやら方向を間違えたらしい。目指す本屋は反対方向の右手の高台に見える。Uターンしてそちらを目指す。
 とたんに道路からは人影が消え失せ、真っ暗な夜道を一人の痩せこけた老婆がぼくを追い抜いて走っていく。それは老婆だが、少女のようにも見える。交差する道路に出て、彼女はなおも走りながら人力タクシーを呼ぶ。車に轢かれそうで、はらはらする。人力タクシー(といっても、それを引く人の姿は見えない)が前から、青いライオンが後ろから疾走してきて、老婆をはさんで正面衝突するが、老婆は無事だ。
 ぼくは人力タクシーに乗って、本屋を目指す。あいかわらず引く人物は見えず、しかも遠回りしているようだ。ぼくの前後を父親のような男性と、幼女がはさみこんで走っている。ぼく一人が人力タクシーに乗っているのが、気が咎める。しかも、二人がぼくのために料金を払ってくれる。
 本屋に着いた。中は図書館のようで、たくさんのベンチにたくさんの少年たちが座って、がやがやと読書したり遊んだりしている。先に入った男性と幼女は「こっちこっち。これがあなたの求めている本よ」と、ぼくを呼ぶ。だが、やはり子供たちがいっぱいで、そこへたどり着くのもやっとだ。おまけに幼女とぼくの間には白い柵のようなものがある。やっとそれを乗り越え、彼女の隣に座って本を開く。薄い絵本である。詩人の金井雄二氏が選考委員となって選んだ受賞作だと書いてあり、選評も載っている。そのことをかたわらの男性に言う。男性は詩人の八木幹夫氏だ。そのとき、男の子がジュークボックスで童謡を再生し始める。それがうるさくて、ぼくはちっとも読書に集中できない。

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3月9日の夢(ルームシェア)

 単身赴任でアパートに一部屋借りることにした。ところがひょんなことから、2DKの部屋に男二人、女一人がルームシェアすることになってしまった。女性はぼくの知人で、いつもは隣の部屋に引っ込んでいるが、寝るときはぼくの隣の布団で寝る。男性は一段高いベッドか、押し入れの上段のようなところにいる。ぼくが女性にジョークのつもりで、「まるで修学旅行みたいだね」と笑顔で話しかけると、彼女は急に怒り出し、「何言ってんのよ」と顔をそむける。彼女は長い髪をばっさり切り落として、短髪にしてしまった。その髪が畳の上に落ちている。
 妻がこの住居を訪ねてきた。彼女はてっきりぼくが一人暮らしをしていると思ったのだが、ルームシェアする仲間がいることを伝えると、「えーっ、私はその人たちに挨拶しなくてはいけないの?」と急に不機嫌になり、庭に座り込んで髪を直し始める。彼女が部屋に入るために入り口のドアを開けると、部屋の中に北風が吹きこんでくる。おまけにぼくらの寝室には、自分たちでは調節できないエアコンがついていて、それが冷房になっているので、ひどく寒い。

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