6月16日の夢(詩人の来訪)

 A氏とYさんといえば最近人気上昇中の若い詩人の双璧だ。その二人が今日我が家を訪ねてくれるという。家には妻と老詩人のH氏がいて、ぼくと共に二人を迎える準備をしている。部屋には窓が二つあり、その向こうを若い男が通るのが見える。そして男はすぐに玄関から中に入ってくる。所用ができてYさんが来られなくなったので代理に自分が来たという。

 男は上半身裸である。気づくとぼく自身も上半身裸だ。床には黄土色と灰青色の二枚のシャツが落ちている。網目の粗いすけすけのシャツである。ぼくは灰青色のシャツを拾って身につける。

 さてこの家のどこで二人の朗読を聞かせてもらえばいいだろうか。妻が「二階がいいんじゃない?」と言う。なるほどと思うが、次の瞬間、家には二階がないことを思い出す。でも、ぼくらはもう一軒、マンションを持っていて、その二階を使えばいいのだと気が付く。二人の詩人に「スタジオのような部屋があるから、そこに行こう」と声をかけ、長方形の記憶媒体を探して手に取る。

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