6月7日の夢(沖縄でのど自慢)

 沖縄でのど自慢の収録があるので、ぼくは助っ人スタッフとして現地入りする。

 会場に入ると、男性スタッフたちがデスクの周りにずらっと座っている。ぼくもそれに加わるが、なぜか皆のぼくを見る視線がひどく冷たい。建物は列車のように長く、細い通路が沖縄の奥深くに向かって延々と続いている。ぼくは車内を進むように奥へ奥へと進んでいき、収録現場の場所でドアを開けて外に出る。

 川の土手の上で本番が行われていた。ぼくは邪魔にならないよう、そっと身を隠して見ている。すると、その現場ではのど自慢よりもっと生々しい事件が発生していたことに気づく。

 本社に戻ると、Tくんが一束のネーム原稿を差し出し、「これに墨入れをして発表してもいいですよ」と言う。受け取って見ると、それは沖縄ののど自慢の現場で起きた生々しい事件の内情をあばくストーリーだった。墨入れしたいと思うが、ぼくの作画の実力では無理だろう。誰か第三者に頼んでよいものかと思い悩む。

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