10月14日の夢(山のような金貨)

ぼくと妻と、亡くなった妻の父親の三人で、大きなテーブルを囲んで食事をしている。結婚記念日のパーティーかもしれない。テーブルには陽の光を受けてきらきらと輝く金貨が山のように積まれ、三人ともその金貨を胸にたくさん金メダルのように付けている。それらの金貨をぼくらは胸に取り付けるマイクだと思っている。テーブルのそれぞれの前には三つの大きな楕円形の皿が置かれ、そこにはトマトソースで色づけられたスパゲティーが盛り上げられている。それと共に、大きめの貝殻を背負うイカのような、たくさんの長い脚を持つ海生物が二つずつ並べられている。それは妻の自慢の料理のようだが、父はそれを「気持ちが悪い」と言い、ぼくも父にならって「気持ち悪い、気持ち悪い」と言って、箸で別の皿に取り分ける。妻は何も言わないが、ちょっと残念そうな顔をする。

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