12月9日の夢(ポータブルプレーヤー)

 丘の上の緑の芝生の上に、沢山の人たちが物を並べている。仕事でそんなことをしているのだ。周りの中年男性たちがぼくをできないやつと陰口をたたいているのが分かる。ぼくもみんなに混じって、空いている場所にポータブルのレコードプレーヤーを並べる。これは実際に音を出せるので、みんなの役に立てるだろうと自分を励ます。しかし、ターンテーブルの中心軸に通す円形のゴムがない。探しに行くが、見つかったのは麺類やパスタをゆでるときに使う金網のようなもの(何と呼ぶのだろう?)。これで代用しようと思うが、網の底に一匹の生きた蜘蛛が入っている。追い出そうとしても、指で摘まみ出そうとしてもできない。ふと気づいて割り箸を取り出し、中をかき混ぜると蜘蛛は粉みじんになって、蕎麦のかけらのようなものになる。なんだ、これでいいじゃないかと思う。しかし、蜘蛛の死体が粉々になったかけらはとても気持ちが悪い。

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