11月18日の夢(2つの鍵)

 日本には隠された軍港があり、そこが観光地になっている。その町の観光を終えて、夕方帰ろうとして、ポケットを探ると鍵が二つあった。何の鍵だったか記憶がない。砂浜に戦後の海の家のようなバラックが沢山建っており、その一つは傘を預かる店だ。多分、一つは傘の鍵で、もう一つは荷物を預けたときの鍵だろう。しかし、ぼくには預けた記憶がない。認知症になってしまったのだろうか。不安になりながら、皆が並ぶ行列の後につき、傘の預かり屋の奥さんの前に行く。すると、奥さんは「もう今日は閉店です」と言う。ぼくは「いや、お宅の旦那はまだ帰ってこられないようだが、彼があと十五分は大丈夫だと言ってくれましたよ」と答える。すると、奥さんは急ににこやかになり、「そうらしいですね」と答える。

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