5月15日の夢(研究会)

 今日はぼくが講師を務める研究会の開催される日だ。ただ、いつもは午後なのだが、今日に限って午前10時半からの開催である。
 早めにいつもの会場であるビルの2階の料理屋に行く。ところが会場の座敷の前に、いつもなら「○○研究会」と貼り出してある看板が白紙のまま、通せん坊でもするように置いてある。おかしいな。入口に戻って、おかみに声をかけると、「ごめんなさい。担当に新しい人が入って、忘れていたようです。ちゃんと予約されていますから大丈夫です」ということだった。おかみによれば、その新人さんは「自分も少し詩が好きだと言っています」とのこと。
 だが、研究会のメンバーはまだ誰も来ていない。いったん外に出ると、向かいのビルの掲示板に貼り出してある研究会のポスターを見て、外国人の男が「あっ、詩の会がある。しかも、この近くだ!」と言って、会場の住所を確認している。研究会のメンバーもどやどやと到着し始める。
 再び会場に戻り、ふと気づくと、ぼくのズボンの右ひざに大きな血の染みが広がっている。しかし、痛みはない。念のためズボンを脱いでみると、膝がしらに穴があいていて、ここから出血があったようだ。座敷に敷いてある布団のシーツの上にも、大きな血の染みがある。
 それにしても、今日は出席者の数が少ないな。しかも、高齢の男性ばかりで、女性が一人もいない。おまけに、ぼくは今日講評しなくてはいけない作品を殆ど読んでない。鞄から作品を出そうとするが、出てくるのは先月の作品ばかりである。

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