12月18日の夢(沖縄の家)

 会社に週一回の出社をする日だ。けれども仕事がなく、皆の共有スペースになっているカウンター席で文庫本を読んでいる。同僚たちが仕事しているのに、気がひける。自分のデスクに戻って、カセットでテープ起こしをしようとするが、だらだらとして、なかなか始められない。左隣の女性との席の間に、人形などの小物を置き、品定めをし合う。右隣の男性もぼくと同じで、週一回の出社らしい。
 会社を早めに切り上げ、自宅のマンションに向かう。都会の大通りにある巨大なマンションだ。信号を渡ると、マンションは工事中でネットに完全におおわれている。おまけに工事のトラックに今にも轢かれそうになる。マンションへの入り口らしい場所から敷地内に入ると、そこは誰もいない巨大なスタジアムだった。客席の一角に商業施設があり、そこがマンションの玄関らしい。
 そこを入ると、景色が一変し、ぼくは沖縄にいた。邸宅があり、そこがぼくの新しい家らしい。中に入って掃除をしていると、玄関で声がする。出てみると、女友達がにこにこ笑っている。「おかえり。よくここが分かったね」と言うと、「迷いながら来た」と答える。奥に三人の女性の黒い人影が見える。お手伝いさんたちらしいが、何か邪悪な感じもする。

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