12月16日の夢(突風)

 都会の舗道を歩いていて、信号機付きの交差点に差しかかる。ふと気づくと、交差点の手前に何か白いものが落ちている。よく見ると、鳥の彫刻である。それを載せていたらしいポールもぐにゃりと折れ曲がって倒れている。見回すと、信号機のポールもくしゃくしゃになって散乱している。良い天気なのに、突風が吹いた後なのだろうか。交差点には茶色の砂利が盛り上げられ、工事の男たちが復旧作業に従事している。横断歩道を渡ろうとするサラリーマンふうの男たちが歩き出したが、まだ信号が赤だ。青に変わるのを待って、ぼくも歩き出す。交差点を渡った向こうは激しく雨が降っている。どこかのコンビニで傘を買おうと思う。

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