8月9日の夢(トイレクエスト)

 インドからピアニストが来日するのを、調律師のH氏とその夫人とで待っている。H氏が持ってきた広告をぼくが眺めていると、それについてH氏が長々と夫人に説明しだしたので、ぼくは席をはずし、トイレに行くことにする。今何時かなと腕時計を見ようとして、それをどこかへ忘れてきたことに気づく。
 廊下に出ると、右には賓客用の立派なトイレがあり、ドアの前に立派なスリッパが置かれている。左側には「学生用」と書かれたトイレがある。そのドアをあけると、深い階段だ。下りたところは広いホールで沢山の芸大生たちが休憩している。トイレを探してもなかなか見つからず、あきらめかけた頃に、左に曲がった奥にトイレの表示をやっと見つけた。

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