7月22日の夢(森の中の会社)

 森の中に会社がある。風通しのよい木造校舎のようなオフィスの中で、緑に包まれ、ぼくはのんびりと仕事をしている。周囲の森をたくさんの人たちが散策しているのは、ぼくらの企業グループの社員たちで、みんな研修旅行でここを訪れているのだ。
 ぼくは折込広告の裏に企画書を書いて、とてもゆったりとした気分。だが、気がつくと、ぼくの背後に巨大な木のデスクがあって、そこに親会社から派遣された部長が座っている。そして、外にいた親会社の役員にも声をかけ、他の社員に「会議室を二日間おさえておくように」と指示を出す。さらに、散策している人たちを「研修旅行の人はちょっと席を外してください」と追い払うと、ぼくに「ついてこい」という合図をしながら、外に出る。
 外には一段地面が高くなった場所があり、そこには親会社のやはり木造の古くて暗い社屋が建っている。2人はぼくに「無能な人は社外に去ってもらうからね」と言いながら、その中に消える。ぼくはちょっと考えた末に、デスクの上にあった小さな黒い手帳だけを持って、2人の後を追う。地面と建物の高い床の間にはかなりの落差があり、やっとの思いで社屋に入るが、中には暗い廊下が続いているばかりで、2人がどこに消えたのか定かでない。
 家でゲームをしていると、ゲーム機から煙が上がった。水ですぐに消し止め、妻にそのことを話していると、くすぶっていたところからさらに大きな炎が上がった。それを消し止めてから、ゲーム機のコードがどこから伸びているのか2人でたどっていく。コードは隣の家との塀の破れ目から隣家へとつながっていた。ちょうど隣家の男が出てきたので、三人で立ち話をしていると、今度は足もとのコードから火柱が上がった。

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