6月11日の夢(病院)

 病院のカウンターで診察の申込みをしようとしている。カウンターというより、絵本に出てくる牧場の柵のような感じだ。書類を書こうとすると、受付の女性に「スタート地点はあっちです」と、少し右の方を指さされる。
 そこで再び書類を書こうとしていると、隣に並んだ中年の女性が「私の書類の字が間違っているので、書き直してくれませんか」と、ぼくに頼む。承知して書類を見ると、やまいだれの字画の多い文字である。部首はそのままで「つくり」の部分だけ別の字体に書き直すよう指示される。見たことのない不思議な文字なので苦労していると、その間に周りにすごい行列ができてしまったのに気づく。慌ててぼくは「みんなの邪魔になっているから、後で」と書類を女性に返そうとする。だが、彼女は「今、ここで」と譲らない。ぼくは周りの人々に「(邪魔)ですよね」と同意を求めようとする。みんなだまっている中で、一人の少女がこっくりとうなづいてくれた。ぼくはそれに力を得て、「そら見ろ」と言って、強引に書類を女性に返す。

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