2月10日の夢(夢日記をつけるのを邪魔される)

 目が覚めた。面白い夢を見ていたので、蒲団の上で夢日記を書き始める。その夢では、自宅に何組もの家族が一緒に暮らしている。そのため朝の出かける時間は全員が一斉に洋服ダンスに群がる。おまけに部屋を模様替えしたばかりなので、どこに誰の靴下やハンカチが入っているか分からず、大混乱だ。時間ばかりかかって、なかなか着替えられないが、それでも上手く緑色で服装を全部統一できた。自分のファッション・コーディネート力に満足して、外へ出る。途中、ショーウィンドーに映った自分を見ると、シャツだけが茶褐色だった。これではみっともない。緑色のシャツに着替えに帰ろうとすると、長くて重そうな鉄の棒(レール?)を抱えた若い男達が、マンションの重たいガラスドアを次々通って外へ出てくる。男達は一人通り抜けるごとにそのドアを閉めてしまい、後から来る男がまた開けるという無駄な動作を繰り返している。最後の男が通り抜けた後、ぼくが外から中へ通り抜け、ドアを閉めると、そのドアが最後の男にドシンとぶつかって、男は「いてっ!」と叫び声を上げる。しまった。殴られるかもと身構えるが、男は戻って来なかった。ああ、よかった。
 というところまで夢日記を書いたところへ、ガラッと突然障子を開けて、早川さん(実在しない)の奥さんと子どもが顔を出し、「何やってるの? 早く出かけなければ」と言う。なぜ、ぼくの家に早川さんなどという他人がいるのだろう? 「早川さんて誰?」と遠くにいる妻に叫ぶが、答はない。ぼくは障子を強引に閉め、「今、夢日記を書いているところだから駄目!」と二人を怒鳴りつける。

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