11月25日の夢(社員旅行)

(忙しくしていたので、一日遅れになってしまいました)
 中国への社員旅行に出かけた。会社の全部の荷物を持っての社員旅行である。次の目的地に出発する間際になって、ふと見ると、地下室の本棚に書籍がぎっしり詰まっているのに気づく。すべて日本から運んできて、昨日ここに収めた資料だ。おまけに部屋には食べ散らかした食器類がそのまま放りだしてある。幹部は全員どこかへ行ってしまって、見当たらないが、この膨大な書物を運ばなければ、次の目的地に移動できないことは明らかだ。しかし、梱包用の段ボールもない。とりあえず周囲にいた仲間と手で運び出し始めるが、らちがあかない。そこへ、新社長のUくんがおんぼろの軽トラックを運転して、無言のまま現れた。さすがは新社長だ。これで一度では無理でも何度かピストン輸送すれば、何時間かかけて運び出せるだろう。しかし、軽トラは煙突が立っている木炭トラックで、荷台の半分以上には別の荷物が積んである。しかも、親会社の連中はちょっと運んだかと思うと、すぐ雑談を始めてしまい、全く役に立たない。あーあ、これから毎日こんなことをしなければならないのだろうか。全く気が遠くなる。気づくと、若い男性と二人だけで、ぼくは孤独な運び出し作業をやっている。

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