1月13日の夢(二人用便器)

 出かける前にトイレへ行こうと思う。新しい会社のトイレは広くてきれいだが、ドアに鍵がかけられない。部屋の床の中央に、大きな自然木の切り株にニスを塗って、磨き上げたようなもの(とても背が低くて、床すれすれの高さ)が置いてある。よく見ると、中央後方に僅かな凹みと、穴が見える。左側にテーブルのようなものがあるが、これが便器のはずはないので、この切り株のようなものに向かって、用を足そうと思う。しかし、立ったまま穴に向けて命中させるのは難しいので、座って用を足していると、鍵のないドアを開けて、営業部長のKくんが入ってきた。彼はぼくを見て、「あっ、私はどこかほかでしてきますので」と言う。ぼくは「いや、いいよ」と答えながら、用を足し続ける。彼は「これは本当は横に二人並んでやれるんですよね」と言う。そうか。これは二人用便器だったんだ。

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