4月23日の夢(研究会)

 ぼくが講師をしている某研究会が、今月から会場を変えるは、相棒の講師も変わるはで気になっていて、こんな夢になりました。
(夢ここから)
 今日が従来の研究会としては最後の回だ。それなのに開会時間の午後4時の3分前になっても、殆どメンバーが姿を現さない。会場は古びた民家の和室で、詩の研究会ではなく、昔の算盤塾のような雰囲気。誰も来ないので、部屋には子どもの勉強机のようなものが三つ並べられているだけで、全然会場設営もできていない。相棒の講師も別の部屋にぷいと出ていったまま、戻ってこない。いつも来るIもUも今日のことを忘れてしまったのだろうか。
 そこへ今まで来たことのない女性一人、男性二人のグループが「この講座は私たち、初めてだわね」と言いながら突然入ってきて、なれなれしく畳敷きの会場に座る。この会場で別の講座を受けていた常連なのだろうか。
 さらに、新しいういういしい感じの若い女性が一人、飛び込んできた。「小林と言いますが、私、初めてなんです。前から始めたいと思っていたんですが」と、期待に顔を輝かせながら言う。そして会費の千円札を手に持ち、そこに置かれた封筒か箱のようなものに「入れる?」と、ぼくに尋ねる。ぼくは慌てて、「いえ、ぼくが貰います」と言って、千円札を受け取る。そして、何かに受け取ったことをメモしておかなくてはと思い、手帖の住所録を開いて、ページの余白に「井上」(なぜか「小林」のはずなのに、「井上」にかわっている)と記入するが、これでは忘れてしまいそうだ。そこで、会場でこれから合評するはずの作品集をカバンから取り出し、「作品を出しておられますか」と尋ねる。彼女は目次を指さして、「この『暖』という作品を書いている『ほうきがやつ』というペンネームが私です」と、目を輝かせて言う。

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