8月20日の夢(隠し芸大会)

 隠し芸大会に出るよう、勧められたが、ぼくは出場を断る。だが終わってから、S誌のM編集長は「一色さんの隠し芸は面白かったよなあ。舞台中を走り回る感じだったもん。なあ?」と、同僚の編集委員のN氏に同意を求める。N氏は無言のまま、うなずいて見せる。ええっ? ぼくは舞台になんか出ていないよ。でも、舞台を走り回る自分はいかにも自分らしいと納得がいく。

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