3月26日の昼寝の夢(高見沢さん)

 日曜日に自宅で仕事をしていて、ある会社の高見沢さんという女性(実在しない)に、自宅からメールを打つ。そして、パソコンを切ってから、そのメールの件でその女性に電話をかける。だが、メールの件で電話したのだから、パソコンの画面を立ち上げたままにしておくべきだったなあと後悔する。相手の会社の男性社員が電話に出たので、「S社の一色ですが、高見沢さんはいらっしゃいますか」と言う。相手が「えーと・・・」と言って、高見沢さんを探している様子。「いなければかけ直そう」と心の中で思うが、「あっ、高見沢さん」という声がして、当の女性が「高見沢です」と言って、電話口に出てきてしまった。ぼくは「今メールした本のことですが、えーと・・・」と口ごもる。その本の名前をはっきり覚えていないのだ。「えーと、確か『新しい交通ルール』だったかな」と言うが、自分の作っている本の題名をはっきり覚えていないのは、格好悪いなあと焦る。
 と、いつかそこは会社のオフィスになっていて、電話しているぼくに社長が手を伸ばし、無言で封筒を手渡して、向こうへ行ってしまった。どうやら、ぼくに内容をチェックしろということらしい。中には3枚の書類が入っていて、それは「詩と思想」誌からの原稿依頼に対する返信書類だった。ぼくは記入事項や捺印などを確かめた上で、何も問題がないので、戻ってきた社長にこちらも無言で封筒を返す。

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3月24日の夢(本の企画案)

 会社で、あるテーマで本を作る企画案を、ぼくは温めている。そのための資料が沢山あり、邪魔なので整理することにする。ぼくのデスクと壁の間にちょうどスペースがあり、そのスペースの床に資料を並べていく。これでぼくのデスクはすっきりして、ああよかったと思うが、そこはほかの同僚たちが外へ出るための通路にしているので、みんなが邪魔にして跨いで歩いている。慌てて「退けますから」と言って、取りのける。
 M氏がその本を書いてもらう著者の候補だと言って、一人の武道家を推薦し、その著書を三冊手渡してくれる。二冊は毛筆で書かれた和綴じの本で、もう一冊は「アメリカ弓道日記」という写真入りの本。見ているうちに、その写真が動画となって動き出す。なぜかすぐ近くの的に向かって、沢山の弓道家がまっすぐではなく、斜めに並んで和弓や洋弓を引いている。その列を縫うようにして、何人かの先生が指導をしているが、みんなが弓を引いているところをうろちょろして、矢に当たってしまわないかと心配になる。
 この本の著者として、ほかに、ぼくの知り合いの詩人N氏と、その二人の仲間も名乗りを挙げている。そのテーマで三巻の本を一人が一巻ずつ担当して書く予定だという。そのとき、三分冊ではなく、全部一冊にまとめた方がよいのではないかというアイデアがひらめく。それにしても、N氏は酒癖の悪さで知られる詩人だ。彼とは打ち合わせの際に、絶対に飲まないようにと社長に進言しようと思う。

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3月22日の夢(出っ歯のジューサー人形)

 くるみ割り人形のような出っ歯の男のかっこうをした機械がある。その出っ歯の部分をバカッと開けて、中に野菜と卵と大きな豆のようなものを詰め込み、頭を押さえるとガーッと音がして、出っ歯が回転し、朝食用のジュースが出来上がるはず。ところが、沢山中身を詰め込みすぎたため、開けても殆どが元のままの形をしたままで、しかもあふれてこぼれてしまう。しかたなく、また頭を押さえてガーッとやる。そうすると、中身が回転している間、男の大きな目玉が回って白黒するのが面白い。これは機械だと分かってはいるのだが、男の口の中で唾がいっぱい出て、それがジュースになるような気がして、どうも気持ちが悪い。
 朝食を終わり、出勤のため駅に行く。なぜかまだ夜が全く明けておらず、真っ暗だ。その夜空をたくさんの光の点が移動していく。中にはかなり大きな光もある。UFOだろうか。それが見えなくなると、突然いつもの朝の空になった。
 会社に新入社員の男がいる。その男が変な企画書を書いた。こんなもの捨ててしまおうと思うが、とりあえず先輩にも見せようかと、男の書類棚をごそごそ探すが、どうしても見つからない。
 夕方、誰か女性と二人、並べた椅子を納屋の壁にもたせかけて、夕日の沈むのを見ている。地平線には二つの夕日が沈んでいくのが見え、その夕日にはぼくと女性のシルエットが映りこんでいる。納屋の壁は振動しているのか、定期的にぼくの背中を押すようにするのが感じられる。

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3月21日の夢(目覚まし男)

 一人の男がぼくの寝床のかたわらに立っている。なんだか四角張ったロボットのような男。その男が突然、大声を上げて、ぼくを起こそうとする。びっくりするが、ぼくが起きる合図は目覚まし時計のはずだ。男の合図を無視して、眠り続ける。
 その男の頭からコンピューターグラフィックのイメージが飛び出してくる。溶鉱炉か原発の炉の稼働する様子や、そこにいる女性の心の中もすっかり、ぼくに見せてくれる。ぼくはそれに従ってシステムをコントロールし、必要な措置をとることができるのだ。ぼくは男をとても信頼している。

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3月19日の夢(音楽バス)

 ぼくは夕方から出張なのだが、妻と何かのパーティーに出席していて、なかなかその場を離れがたい。それでも、もう5時を過ぎてしまい、妻が「一体何の出張で、どこへ行くの?」と言うのを振り切って、出発することにする。そこで自分の鞄を開けてみると、野球帽が入っているのに気づく。かぶっていると何だかかっこいい気がする。トイレに入って、鏡を見る。なんと、普通の帽子に比べて三分の一ほどの小ささで、とても格好悪い。慌てて帽子をとる。おまけに、トイレの中は黄金色に汚れている。
 トイレを出て、街路を歩いていく。ベンチがいくつもあって、人々が座っている。そこを抜けようとするが、ベンチは円形に置かれていて、しかもベンチとベンチの間は鎖でつながれていて、出口がない。懸命に鎖をまたいで脱出する。
 さらに歩いていくと、会社の役員が突然立ちはだかる。高校時代の方言丸出しのいじめっ子だ。「春休みに出張するのはいいが、後に残ったみんなが分かるように、仕事の現状のデータをパソコンに残しておかないと駄目じゃないか」と、ぼくをなじる。「おまえは知らないだろうが、Y社では出張先の部屋の布団の配置図をちゃんと用意しているのだ。そんな下調べもできていないだろう」と、その配置図を何枚もぼくに見せる。ぼくは彼の話を聞き、ぼくのパソコンは会社側に覗かれているのかと、一瞬ドキリとする。思わずキレそうになり、彼に言い返そうとするが、そうなればこのまま退職をする羽目になるかもしれない。それとも謝罪して、事態を収めるべきかと、ぼくは葛藤する。そのまま帰ろうとする役員を、ぼくは後ろから腕でとどめるようにして、「教えてください。あなたは何のために、ぼくにこういうことを言うのですか」と必死に尋ねるが、彼はぼくの味方とも敵ともわからないまま、立ち去ってしまう。
 動揺しながら、たまたまバス停に止まったバスに乗ろうとする。中には教室のように机が並び、人々がきちんと椅子に座っているのを見て、これは団体の貸し切りバスであることに気づく。そして、ぼくはバスではなく、地下鉄で東京駅へ行くつもりだったのだと思い出す。道に迷いながらも、田舎道にあかあかと地下鉄の駅が灯をともしているのを見つける。ところが、乗ったのはまたまたバスだった。このバスは本当にぼくを東京駅に運んでくれるのだろうか。とても不安だ。おまけに、運転手が運転しながらピアノを演奏する音楽バスだ。Y社の新商売らしい。だが、よく見ると、運転手はピアノを弾いているわけではなく、スピーカーで音楽を流しているらしい。そろそろ終着駅で、みんな降りる準備を始める。出口の壁の背後で、誰かが不思議な仕掛けをしている。どういう仕組みなのだろうか、壁のこちら側に折り紙か切り絵細工のようなものが、まるで植物が繁殖するようにひとりでに図形を作っていく。それを見て、乗客の親子連れが大喜びをしている。

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3月18日の夢(豚が作ったマヨネーズ)

幼児音楽研究家のI先生の研究室では実験用に何匹も豚を飼っている。その豚をあるとき、檻に入れるのを忘れて部屋に放し飼いにしておいたら、豚たちが壁に何かを泥で塗り込めているのが見つかった。豚たちは一体何を壁の中でしようとしているのか。試しにいろいろな材料を与えて、観察してみることにした。暫くして、豚たちが壁の中に塗り込めた壺を取りだしてみると、壺の中から発酵してできたマヨネーズが出てきた。試食してみると、おいしい。こうして出来上がったのオリジナルのマヨネーズを新商品として売り出すことに決定した。

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3月14日の夢(お屋敷)

 大きなお屋敷に三人でおよばれに行った。三人というのは、ぼくのほかに父と母のようでもあり、妻と息子のようでもある。百人一首をして遊ぶ。といって、畳の上でカルタ取りをするのではなく、百人一首の札が十枚ぐらいずつ上等な透明パックに包まれているものが、燕尾服を着た召使いたちの手でテーブルに持ってこられ、椅子に座って、カード遊びをするのだ。ぼくは教養がないので百人一首なんか本当は全然知らないので、すごく恥ずかしいが、なんとかごまかしている。
 昼間からおじゃましているのに、楽しく過ごして、ふと壁の時計を見ると、もう夜の11時だ。もう急いで帰らなくてはいけない。クロークでコートを取ろうと思うと、そこは帰ろうとする客達で押し合いへし合いになっている。女主人が「私が取ってきてあげる」と言ってくれる。そして彼女の命令を受けて、大男の外人が突進し、人々をかき分けてあっという間にクロークへ到達する。だが、彼はぼくのコートを取ってきてくれない。そのため、ぼくは帰ることができない。自分の家族たちを探すが、姿が見えない。この部屋にいないだけなのか、それともとっくに帰ってしまったのか。心配になったぼくは携帯で家に電話するが、携帯には変な数字が表示されるだけで、かけることができない。そこへ変なパトカーがやってきた。パトカーがぼくを見かねて電話してくれるのかと思ったら、さにあらず。変な男とその父親が現れて、男はパトカーにあった星のマークを胸につけて、ポーズをとる。それを男の父親がカメラで撮影している。

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3月12日の夢(贋物の世界)

 クライアントに仕事で深夜にぼくは同僚たちと呼び出され、ガラスとプラスティックでできているような、やけに清潔な宇宙ステーション風の場所(でも地上)に押し込まれた。彼らは人間のかっこうをしているが、どうも人類を抹殺しようとしている宇宙人か何からしい。そして、彼らはぼくらをだましたつもりでいるが、この建物の外側はすべて贋物のつくりものの世界だと、ぼくらは知っている。
 人類の最後の抵抗の砦であるここに立てこもるぼくらを、彼らは外から銃で撃ってきた。銃が正確にぼくに狙いをつけている。一瞬撃たれた!と思ったが、どうやら大丈夫だった。

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3月10日の夢(ハサミを持つ女性)

 片手にハサミを持って、女性が立っている。ぼくは女性に「これは象徴的だね」と話
しかける。

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3月6日の夢(渡り鳥というお店)

 会社で新人の女の子に発送用のリストを10人分作ってもらうことになり、そのリストを書き写そうと、ぼくは肩に大きなペンをかついで待っている。とても太くて重いペンだ。だが、彼女は席を離れたと思ったら、ペンではなく、パソコンでリストを打つ準備をしている。ぼくは拍子抜けして、ペンを肩から下ろす。
 新人歓迎会を「渡り鳥」という名前の店でやることになった。社長が「渡り鳥はあそこの道を90度曲がって、それから・・・」と説明してくれるが、ぼくにはちんぷんかんぷん。Uくんが「大丈夫ですよ。一色さん以外は皆わかるから」と言う。社長はいつかUカメラマン(Uくんとは別人)に替わっていて、窓ガラスに指で地図を描いて、別の新人の男の子に「わかったか。わかったら言ってみろ」と言う。男の子のかわりに、ぼくが「わかんないよ」と答える。

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