3月30日の夢(虫が発生)

 会社で撮影の小道具を準備している。それは四角いガラスの金魚鉢で、その中に買った土がぎっしり詰まっている。それを一階から二階の自分のデスクに運ぶ。そこで初めて、土の中に大量の蟻が発生しており、ゴキブリのような黒い大きな虫も穴から出たり入ったりしているのに気づいた。社長にそう報告すると、社長は「会社には殺虫剤がない」と言う。
 金魚鉢の隣にクライアントの所有するビルが建っている(なぜか同じ大きさ)。クライアントに「金魚鉢から虫がビルにうつった」と言われたら大変だ。会社を出て、殺虫剤を売っている店を探しに行くが、見つからない。かわりに、肉体労働者がよく利用する店を見つける。その店の棚には、巨大なパンが沢山陳列してある。労働者はこんな大きなパンを食べるのだと、びっくりする。

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3月28日の夢(空飛ぶバス)

 昨日アップできなかった二つの夢を書きます。
(3月28日の夢)
 博物館の空っぽの展示室にいると、3人の女性が入ってきた。これから展示をする人たちらしいが、みんなで記念撮影に興じ始める。ぼくは慌てて「ぼくはもう帰りますから」と3人に言い、その部屋にぼくが持ち込んでいたただ一つの貴重な展示物を持ち帰ろうと、手にする。「忘れ物はないかな」と声に出して、周囲を見回す。女性たちはまるでぼくを追い立てるように傍若無人のふるまいをしている。Mカメラマンに電話をして、「追い立てられた」ことを報告する。すると、電話の向こうで彼は「あれれ。撮影中だったのに、途中で遅れちゃうな」と見当外れの受け答えをする。
 北朝鮮が運行しているバスに乗る妻を見送りに待合室にいる。バスが来たらしく、妻はドアの向こうに消えた。彼女を見送ろうと、ぼくもドアの向こうに行く。すると、今日は新型のバスが停車している。それは空飛ぶバスで、女性の車掌が乗り込んでいる。ぼくも一緒に乗って飛び立ったが、目的地でないところに着陸した。突然、外にいた男が乗り込んできて、バスを乗っ取り、運転手を追い出した。みんなで車掌に急を知らせる。その間に乗っ取り犯の運転でバスは空中に飛び上がり、それを後からさっきの運転手が空中を飛んで追ってくる。どうやらその運転手と車掌は恋人どうしらしい。バスは大きな川の上を飛んでいる。このまま不時着したら、水に呑まれてしまうのではないかと、ぼくは不安になる。そのとき車掌が悲鳴のように、謎の言葉を叫んだ。「ダイヤモンドは水に沈んでしまうかもしれないわ!」

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3月27日の夢(お弁当屋さんのリスト)

 皆でお弁当屋さんからお弁当を買い、地面に座って食べている。お弁当を買うには、お弁当屋さんの申し込みリストに順番に、買いたいお弁当の名前とその値段を書き込むことになっている。ぼくは既に800円の「和定食弁当」を買って食べているのだが、書き込む順番が一番後になってしまう。食べながらタイミングを見て、立ち上がり、リストに書き込みに行く。お弁当屋さんがぼくにリストとペンを手渡してくれるが、ぼくはそれを断り、自分のペンで書き込む。お弁当屋さんはぼくに「こないだの検査では、一色さんだけが〈問題あり〉だったんですよね」と言う。このリストは検査の申込用紙を兼ねているらしい。そのとき、ハムスターかネズミのような動物がぼくの方に駈けてくるイメージが浮かぶ。「問題あり」となったのは、この小動物のせいらしい。「だったとしても問題ないでしょう?」と、ぼくは強がりを言う。

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3月26日の夢(曲がり角)

 妻と二人で東京の住宅街を歩いている。ある詩人の家を探して、詩集の注文(多分、自費出版の注文という意味だと思うが、覚えていない)を取ろうとしているのだが、なかなか道が分からない。「多分こっちの方だ」と、ぼくが妻の道案内をして、やっと目指す家にたどり着く。
 そこは安下宿のような貧しいアパートで、ベッドに若い男が寝ている。彼に話をして、妻が詩集の注文を取る。
 帰りも道に迷いながら帰る。途中、私鉄の線路に突き当たって、道が直角に曲がっているところへ来る。ぼくは妻に「ここが有名な、線路が直角に曲がっているところだよ」と言う。道は曲がっているだけでなく、上り坂になっている。それは木や草の生えていないつるつるの丘で、道と言えるものもなく、大変登りにくい。だが、そこを登り切ったところに駅があるはずなのだ。

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3月25日の夢(血肉化した沖縄)

 ぼくは沖縄の新聞社へ記者として派遣された。そこには本土からもう一人、女性詩人が先に派遣されていて、ぼくは彼女の隣にデスクを構える。彼女はぼくに新聞社の資料室から借り出した資料を大量に渡し、それで記事を書くように言う。
 新聞社の先輩記者たちは、皆本土から来たぼくたちをうさんくさく見ている。ぼくらが資料室から大量の資料を持ち出したことに対し、貸し出し書を書くようにと、ぼくに書類を渡してくる。それを持って彼女のところに行き、そのことを話すが、彼女はほかのことに夢中で、ぼくに耳を貸さない。
 沖縄の先輩記者たちは、ぼくが沖縄のことを何も知らないと思っているらしく、ビル内にある映像を使って沖縄の実情を紹介する施設へ、ぼくを連れて行く。ぼくは既に何度も沖縄を訪れて、その実態を知っているつもりだが、黙っている。施設では沖縄の置かれている現実が映像と共に体験できるようになっている。
 その体験を終えて、デスクへ戻ると、ぼくの左腕に沖縄の土と石がこぶのようにくっついている。肉に食い込んでなかなか剥がせないが、しばらくしてその半分を剥がすことができたので、それを記者たちに見せに行く。それを見た記者たちはそれまでの態度を改め、ぼくを好意的に評価してくれる。それでもまだ、ぼくの左腕には沖縄の石と土が肉体の一部となって、食い込んでおり、もうそれは二度と剥がすことができないようだ。

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3月24日の夢(会社の溝と空気の抜けた風船)

 今の会社の状況がそのままに夢に出ました。
(3月24日の夢)
 会社で仕事をしている。社長の立っている場所と、ぼくとの間の床には細い溝が走っており、その溝に自分で蓋をしてから、社長の側に渡る。そこへ印刷所から電話がかかり、「これから校正をIさんのところへ持っていこうかと思っています」と言う。社長は「徹夜で校正をやらせるつもりかな」と言う。しかし、Iさんはちっとも帰ってこないし、社長も3日間の予定で名古屋への出張に出てしまった。印刷所からはまた「校正をこれから持っていく」という電話があった。社長はいないことが分かっているのに、ぼくは別室へ内線電話をかけて社長がいるかどうか確認する。すると、内線に病欠しているはずのOさんが出て、「社長は出てしまったかもしれません」と言う。ぼくもそれに応えて、「うん。出てしまったね」と言う。やれやれ、これではぼくがかわりに徹夜の校正をしなくてはならないかもしれないと思う。
 
 名古屋の実家の裏庭にいる。空気の抜けかけた風船のようなものが地面に置かれている。ただ、風船にしては表面のゴムの厚みが分厚く、平べったい。その風船を蹴って遊ぶ。蹴り続けるとどんどん空気が抜けていく。だが、抜ければ抜けるほど風船はふくらんでくるみたいで、扱いにくくなる。

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夢二日分

 昨日は忙しくしていて、夢をアップできなかったので、二日分。今日は珍しく空を飛びました。
(3月20日の夢)
 死んだ祖母をはじめとして大家族で暮らしている。勝手口に出前がやってきた。母が外出していて、家中でほかに財布を持っているのはぼくだけなので、ぼくが対応することにする。ぼくの部屋は家の一番奥にあるので、勝手口までがとても遠い。出前の人に「いくら?」と聞くと、「200円です」と言う。「なぜそんなに安いのか」と尋ねると、「正確には202円です」と答える。おまけしてくれたつもりかもしれないが、ぼくは正確に小銭まで払いたいと思う。しかし、小銭を探すのが面倒くさいので、ぼくは財布の中身を畳の上にぶちまける。コインを拾い集めて200円分を手渡そうとするが、よく見ると、見たことのない55円玉硬貨が混じっていて、これでは計算が合わない。慌てて畳の上をもう一度探し、100円玉硬貨を二つつまみ上げるが、今度は1円玉が見つからない。大騒ぎしながら祖母らと畳の上を探す。あんなに沢山あった一円玉なのに、どこへ行ってしまったんだろう?
(3月21日の夢)
 マンションの南側から中庭の公園を抜けて、自分の住んでいる2号棟へ行こうとする。長い距離があるものの、あっという間に公園を横切ったと思うが、一つ横切るとさらに向こうにまた一つ公園があった。それを横切ると、さらに公園があった。あれ、こんなに公園があったんだっけと思う。でも、そこをぼくは大股に飛ぶように歩いていく。女性の声で「本当に空を飛んでいるんじゃないの?」という言葉が聞こえる。本当だ。ぼくは空を飛んでいたのだ。あっという間に、向こう側へ着くことができた。

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3月19日の夢(トゲのある傘)

 会社で音楽教室の冊子を作ることになり、自分のオフィスの隣にある社長室(? 実際にはオフィスの方と同じ大きさで、対称形の部屋のよう)で、必要なポジフィルムを探す。カット一覧表の番号にしたがって、必要なフィルムは殆ど見つかったが、一部どうしても見つけきれないものがある。
 探すのをあきらめて自席に戻ると、隣席の女性が「あれもこれも仕事はゆっくりでいいと言われた。あんなに急いでいたのに」と、ぶうぶう文句を言っている。ぼくはそれを適当に聞き流し、デスクの引き出しを開けると、二つ折りの財布が入っている。これはN氏が海外へ旅行する度に、何故か一つずつ買ってきてくれるものだ。本当は迷惑なのだが。そこへM氏がやってきて、取っ手に大きなトゲが一つついた傘をくれるという。断るが、押しつけられてしまう。しかたなく貰って、壁のロープにかける。
 再び隣の社長室に行くと、部屋のレイアウトがすっかり変わっている。せっかくさっき見つけたフィルムも、みんなどこかへ行ってしまった。もうどうでもいいやと、投げやりな気分になる。

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3月18日の夢(トラブル)

 このところ、ぼくの勤務する会社の中がちょっとごたごたしています。ぼくも巻き込まれてしまったため、それが夢に出ました。ただし、この夢に出演している当事者のキャラクターは、実在の人物とは著しく違います(笑)。
(夢ここから)
 会社に見知らぬ、背が高くて恰幅のよい眼鏡をかけた紳士がやってきた。Fカメラマンだ。入り口でぼくに「できれば、これからのことについて、外でお話がしたい」と言う。ぼくが「未来なんて、ないと思いますよ」と言うと、彼はぼくの答を誤解して、「あなたはいつも未来のことは考えないのですか?」と聞き返す。まあ、そういう解釈をしたなら、それでもいいやと思い、「ええ。ぼくはいつも未来のことは考えないようにしているんです」と答える。
 そんな問答をしているうちに、一方の当事者であるS社長が帰ってきた。ぼくはFをSに任せて、いったん自席に戻る。いつのまにか、デスクの下のぼくの荷物の山が崩れ、床に散らかってしまっている。外国旅行から帰ったばかりなので、洗濯していない汚れ物や、ドル紙幣やらおみやげなどだ。これらをなかなか家に持ち帰れないなと思う。
 Fは?と思って、オフィスの入り口を振り返ると、ドアがぴたりと閉め切られて、その向こうでSと話し合っているらしい。Fはぼくを訪ねてきたのだが、出ていくべきかどうしようかと迷う。

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3月17日の夢(隕石とドミノ倒し)

 昨日は高見順賞の授賞式とパーティーでした。帰りにタクシーに乗ったら、タクシーに財布を忘れてしまいましたが、親切な運転手が届けてくれて、無事回収。よかった! タクシーは成城のモンキータクシーです。皆さん、ぜひ乗ってあげてください。でもカード類を一旦すべて止めてしまったので、プロバイダーの支払い等も引き落としできなくなるかも。再発行カードが届くまで不安です。
(夢ここから)
 学生時代からの詩友である松山のHの自宅の庭に停車している彼の車の中で話をしている。彼の自宅の敷地は学校の運動場のように広い。「広いねえ」と言うと、彼は「いや。一角に家が建っちゃってね」と言う。見ると確かに、右手に敷地にはみだすような形で、何軒かの住宅が建っている。土地を貸したか売ったのか、それともHが自分で建てて、人に貸したのだろうか。左手の方はバス会社の車庫と境目なしにつながっていて、何台ものバスが彼の敷地にも入り込んできている。「それも困るんだよね」と彼は言う。
 ぼくらの乗った車を含め、敷地内には二列に車が駐車している。殆どはトラックか大型の4輪駆動車だ。突然、隣の列の先頭のトラックが倒れ、隣の車にぶつかる。その車は倒れて、さらに隣の車にぶつかる。そうやって、ドミノ倒しのようにどんどん車が倒れていく。ぼくは「この車も危ないかも!」と叫んで、瞬時にドアのノブを回し、外に飛び出す。その瞬間、ドミノ倒しがこちらの列を逆向きに戻ってきて、ぼくらの車も倒れた。危機一髪! と思った瞬間、空から隕石が降ってきて、ぼくの体をかすめて、地面に突き刺さる。どうやら、最初にトラックが倒れたのも隕石が落ちてきたためらしい。

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