2月14日の夢(社員パーティー)

 ぼくが以前勤めていたS社グループ全社を挙げての社員旅行に参加した。大きな旅館にいくつもの会社がそれぞれに分かれて泊まり込んでいる。ぼくは自分の所属するC社の社員が泊まっている部屋から、沢山の料理を両手いっぱいに抱えてパーティー会場に赴く。グループの全社員が参加しているので、とても大きなパーティーだ。ぼくも会場でぱくぱく料理を食べているが、ふと気づくと、いつのまにかC社の社員は一人もいなくなっている。不安になり、会場を出て、C社社員の部屋に戻ろうとするが、館内で迷ってしまい、戻ることができない。

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2月13日の夢(二匹の蛇)

 空港のレストランで毎回S誌の懇親会が開かれている。ぼくはいつも丁度出張帰りに寄れるので、有り難いが、みんなはそうではないはず。なぜこんなところでわざわざやるのだろうと思うが、どうも安く会場が借りられるためらしい。参加者は殆ど詩人たちだが、二匹の蛇も毎回参加している。今日も帰りがけに、忘れ物がないかと、もう一度会場の部屋を覗き込むと、床を大小二匹の蛇が這って立ち去るのが見えた。あの二匹はああして巣に帰り、次回の懇親会にまた出てくるらしい。
 さて、空港エリアからの帰り道は、まず迷路のようなトンネルを抜けることから始まる。抜けると、広いロビーのような場所に出る。一般の客はそのままエレベーターに乗り込むのだが、ぼくたちセレブは白い椅子に座るよう誘導される。どうするのだろうと思っていると、椅子はぼくを載せたままゴーッと動いて、そのままエレベーターに合体して、下降を始めた。
 そこからはバスに乗る。バスは海岸地帯のヒースの丘のような中をどんどん降りていく。周囲の丘は草しか生えず、一本の樹木も見当たらない。おまけに頂上の部分が全部開発されて更地になっているが、まだ建物は一軒も建っていない。いずれはここに全部高層住宅が建てられるらしい。
 バスは道を直角に曲がる。そこからはものすごい急角度で道を下っていく。振り返ると、丘の上に大きな山門がある。この道はかつては大きなお寺の参道だったのだらしい。

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2月10日の夢(夢日記をつけるのを邪魔される)

 目が覚めた。面白い夢を見ていたので、蒲団の上で夢日記を書き始める。その夢では、自宅に何組もの家族が一緒に暮らしている。そのため朝の出かける時間は全員が一斉に洋服ダンスに群がる。おまけに部屋を模様替えしたばかりなので、どこに誰の靴下やハンカチが入っているか分からず、大混乱だ。時間ばかりかかって、なかなか着替えられないが、それでも上手く緑色で服装を全部統一できた。自分のファッション・コーディネート力に満足して、外へ出る。途中、ショーウィンドーに映った自分を見ると、シャツだけが茶褐色だった。これではみっともない。緑色のシャツに着替えに帰ろうとすると、長くて重そうな鉄の棒(レール?)を抱えた若い男達が、マンションの重たいガラスドアを次々通って外へ出てくる。男達は一人通り抜けるごとにそのドアを閉めてしまい、後から来る男がまた開けるという無駄な動作を繰り返している。最後の男が通り抜けた後、ぼくが外から中へ通り抜け、ドアを閉めると、そのドアが最後の男にドシンとぶつかって、男は「いてっ!」と叫び声を上げる。しまった。殴られるかもと身構えるが、男は戻って来なかった。ああ、よかった。
 というところまで夢日記を書いたところへ、ガラッと突然障子を開けて、早川さん(実在しない)の奥さんと子どもが顔を出し、「何やってるの? 早く出かけなければ」と言う。なぜ、ぼくの家に早川さんなどという他人がいるのだろう? 「早川さんて誰?」と遠くにいる妻に叫ぶが、答はない。ぼくは障子を強引に閉め、「今、夢日記を書いているところだから駄目!」と二人を怒鳴りつける。

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2月8日の夢(ピアノにも出せない超低音)

 以前ぼくの編集するピアノ音楽誌で取材したアマチュアピアニストの家が高崎市にある。その熟年男性の家をぼくは訪ね、勝手知った家なので、そのまま彼の部屋に上がり込む。ピアノの横に手すりがある。その手すりを叩くと、ピアノでは出せない超低音の響きが出せるのだ。ぼくは男性がまだ帰宅していないのを幸い、その手すりを叩いて、ベートーヴェンのソナタを演奏してみる。まるで運命の響きのような、お腹の底に響く音がする。
 そこへちょうど男性が帰ってきて、その演奏を聴かれてしまった。ちょっとカッコワルイ。挨拶していると、足下がこそばゆい。見ると、男性の飼っている子猫がぼくにじゃれついているのだ。「ぼくの手を狙っているんですね」と、ぼくは言う。男性の奥さんもやってきた。窓から見える景色を指さして、彼女に「高崎って大都会ですね」と言ってみるが、彼女はぼくを無視する。

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2月5日の夢(オホーツクの夜空の下)

 料理屋の幾部屋も借り切って、大きな宴会が開かれている。途中でぼくは中座し、何かの用を伝えに役員を探しに行くが、会場が広すぎて見つからない。ぼくはプリプリしながら戻ってきて、「ちゃんと役員用の部屋を作っておくべきだ。どこにいるか分からないじゃないか」と文句を言う。
 お開きになって、みんな後かたづけを始める。外に出ると、そこは木製の広いデッキになっていて、すぐそばにオホーツクの海が広がっている気配がある。夜空は満天の星だが、かなりの部分が雲に隠されているのが残念だ。じいっと星空を見ているうち、めまいがして海に墜落しそうだ。
 デッキの一カ所に、井戸のような四角い穴があって、そこに水が溜まっている。前社長のSが「ここに溜まっている水を抜くために、誰かおしっこをしろ」と命令する。と、ざあっと水が抜けていった。誰かがおしっこをしたのだろうか。
 みんなを運ぶために、会場前にバスが横付けされた。入り口の売り場でおばさんが「風邪薬と甘いものはいかが?」と声を張り上げている。両方とも買いたいと思う。ルルエースを買おうとするが、天津感冒片もあるので、手にとってみると、よく似たニセモノだった。甘いジュースを買おうと思うが、欲しいものが探し出せない。
 食べ物をトレイにとって、四角いカウンターの空いたところに載せ、食べようと思うと、後から来た二人組にそこを占領されてしまった。やむなく隣の端の席に移る。いやなやつらだ。

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2月1日の夢(映画館とゲームセンター)

 映画館へ行く。指定席なので、席を探して、スクリーンに向かい右側のわりといい席に座る。だが、すぐにその席ではないことに気づき、再び館内をうろうろする。左側のわりと後ろの奥まった席が指定された席だ。通路の側に男子学生が着席しており、奥には何人か子どもを連れた奥さんがいる。そこになんとか、ぼく一人分の席があるようだ。奥さんに「そこ、いいですか」と声をかけると、「あっ、どうぞどうぞ」という返事で、無事座ることができた。
 夜、帰宅して食事をする。実は朝6時に出社しなくてはいけない用があるので、今日は深夜12時前にまた出勤をしなくてはいけないのだが、なかなか妻にそう言い出せない。
 ゲームセンターの店先が、新しいゲームのデモンストレーションコーナーになっている。そのゲームでは敵がいろいろなものに憑依するので、憑依したものを見つけては、攻撃される前に二回以上棒で叩かないといけない。小学生の少年がゲームを始める。「二回以上」というが、叩き出したら何度でも叩き続けるのがコツらしい。ゲームのコーナーには薪のようなものがいっぱい散らばっている。そのどれかがブルブルと震えたりするのかと思うが、そんな様子もないのに、少年は確信を持った様子で、それらのものを片っ端から叩いている。と、突然、少年はガバッと床に伏せて耳を地面に付け、それから驚いた様子でぼくの斜め後ろの空を見る。敵がやってくるのだろうか。ふりかえると、その方向の空に雲がかかっていて、雲をスクリーンがわりに投影されているのだろう。ロボット怪獣がゆっくりと、こちらに近づいてくる。すごい仕掛けだ! と、ぼくは感歎する。

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1月29日の夢(青森で現代詩講演会)

 青森で現代詩の講演会があるというので出かける。学校の運動場のような長方形の敷地の、左端と右端に建物がある。ぼくは右側の建物が会場だと思い、そちらへ向かうが、そちらから他の人たちが何人も歩いてくるので、反対側の建物が会場だとわかり、回れ右をする。
 ぼくのすぐ目の前を、ぼくに気づかず足早にエレベーターに乗り込んだのは女性詩人のHさんだ。ロビーにいたWさんとも目が合い、挨拶を交わす。エレベーターにはS誌編集委員会のN氏とIさんが既に乗り込んでいる。エレベーターが上昇を始めると、揺れたために、ぼくはIさんの足を踏んでしまった。Iさんに「東京の人はすぐ足を踏む!」と怒られる。エレベーターは狭い縦長の空間だ。揺れる度にぼくはよろけて、壁に頭をぶつけ、「あいて!」「あいて!」と言う。それを見て、Iさんは笑っている。
 乗り合わせた農協ふうのおじさんおばさんたちが八階のボタンを押したので、ぼくは会場は八階だと思い込んでいたものの、念のためポケットから案内状を取りだして見る。すると、会場は七階だった! だが、そのときにはエレベーターは既に八階に到着し、農協ふうの人々が続々降りていく。しまった、通り過ぎてしまった! と後悔するが、「エレベーターに乗ったまま、一階下へ降りるだけだから簡単だ」とも思う。ところがエレベーターには「もっと上へ、もっと上へ」という電光表示が点滅し、十一階、十二階とさらに上昇していく。これではなかなか会場にたどりつけないな。
 すると、N氏がぼくに尋ねる。「最近カワキタノリコ(実在しない)は研究会に来ているの?」 ああ、あのおばあさんか。ぼくは「カワキタさんは来ていない」と答える。

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1月28日の夢(しゃべる紙片とみみず)

 三角形に近い紙切れが一枚ひらひらと目の前を飛んでいく。見えなくなったと思ったら、赤い郵便ポストのお腹が開いていて、その中から紙切れの一部が見えた。こんなところに隠れていたのだ。紙切れは突然女の子の声でぼくに注意をする。
 見ると、ぼくの靴の片方にヒモが絡まっていて、そのヒモの先端に黒いみみずのような虫がくっついている。慌ててヒモをもう一方の靴で踏みつけ、ヒモを取ろうとするが、なかなか取れない。やっと取ることができて、ほっとするが、紙切れの女の子の声がさらにぼくを呼ぶ。どうやら〆切についての質問らしい。

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1月27日の夢(電車で暴動)

 息子が帰宅するというので、成城学園の駅まで迎えに行く。成城学園の駅は山のてっぺんにある。電車が着いたと思ったら、突然電車の中で喧嘩が始まり、電車中が暴動になる。暴徒はホームにも押し出してきた。中に学習院初等科ふうの制服を着た女生徒三人がいて、電車の前に来て、「せーの!」とかけ声をかけ、三人の力で電車を後ろに押し戻そうとするが、さすがにぴくりとも動かない。

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1月20日の夢(また新居)

 札幌の街角にいる。妻に使いを頼まれ、そこからの帰途、道路工事に遭遇する。ちょうど頭のあたりの高さにガスバーナーのようなものが半円形に立ち並んでいる。そこを頭を下げて潜り抜けるのだが、頭を下げているために方向を見失ってしまった。うろうろしていると、工事現場の交通整理をしていたガードマンのおじさんが、ぼくに向こうを指さしている。見ると、一人の女性がぼくにおいでおいでをしている。その女性の誘導で、無事に妻のいるところに戻ることができた。
 
 ぼくの自宅は大きな木造の一軒家だ。朝、玄関の土間で身支度をしているのだが、なかなかパンツがはけず、足にからまって立ち上がれずにいる。同居人の男性詩人Hくんが、裸のままこっちを伺っている。と思ったら、すぐに彼はネクタイ・スーツ姿で玄関に現れた。これから出勤するらしい。そこに倒れたままのぼくに遠慮しているふうなので、「ぼくに構わず、踏み越えていけ」と言う。
 やっと立ち上がり、裏庭を回って、自分の部屋の方へ行こうとする。途中にご用聞きのお兄ちゃんがいて、あまりに家が片づいていないことに同情し、ぼくに手を貸して、何かを運んでくれる。家へ上がり、妻の寝室へ行く。掃除をしてやろうと思ったのに、逆に棚の上に載っていた汚い土の塊を彼女のベッドの上に落としてしまう。それを片付けるのに、また時間をとられてしまった。

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