3月7日の夢(コンサート)

 ピアニストのM・Rさんの自宅に遊びに行った。庭に木製のベランダがあり、そこで即席の音楽会が始まる。来客の一人の若い男がテープに合わせてヴァイオリンを弾く。それをMさんと彼女の母親らしい年上の女性とぼくと三人で聞く。
 四国へ何人かで出張し、どこかのホールの楽屋口で待機をしている。電気系統の点検をするのがぼくらの役目だ。これからコンサートが始まろうとしている。シンガーソングライターのT・Hさんのコンサートらしい。びっくりする。
 翌日も別のホールへ行き、楽屋近いロビーのソファーにスタッフみんなで牛詰めになって座っていると、やはりこれもTさんのコンサートだと分かる。そのことに気をとられていたら、いつのまにかぼく以外のスタッフはみんなどこかに行ってしまい、ぼく一人だけ取り残されてしまった。ロビーをうろうろするが、眠くてたまらない。立ったまま眠ってしまいそうだ。

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3月2日の夢(包丁とバス)

(もう一つ夢を見ていたのを忘れていました)
 「関の孫六」という有名な包丁など三本の包丁を持って、バスに乗る。途中のバス停から巨大な包丁を持った乗客が乗ってきた。とても危険な感じだが、バスはそのまま安全に走行している。
 突然、同乗していた詩人のOくんの力で、ぼくは金縛りになってしまい、車内が危険な状況になる。ぼくは「Oさん、やめてよー!」と叫ぶ。

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3月2日の夢(マイナスイオン・バス)

 今は夕方五時。家にいるのだが、まだ会社の終業時間まで一時間あるので、いったん出社し、それからまた帰宅しようと思い、近くのバス停からバスに乗る。
 久しぶりに乗ったバスの中はすっかり様変わりしている。今はバスに乗る人が少ないので、座席数を思い切り少なくするかわり、白い繭のような座席にすわると、全身にマイナスイオンを浴びられる仕組みになっている。その分、料金も高めだが、バスが交通機関として生き残るにはこれしか方法がないのだろう。
 会社に着いた。みんな出張準備の荷造りに忙しく、階段も通路も足の踏み場がないほど、荷物が散らかっている。

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3月1日の夢(会社と蒲団)

 会社の和室に二つ蒲団を敷いて寝ている。隣の蒲団に寝ているのは女性だ。
 起きて、また戻ると、ぼくの蒲団の上に別の女性が自分の掛け布団をかけて、寝ようとしている。色がやや濃いが、柄が同じなので、間違えたのだと思し、注意をする。
 しばらくしてまた見ると、今度は三つ蒲団が敷いてあって、真ん中がぼくで右隣にその女性の蒲団が敷かれている。いくらなんでも一つの部屋で、男女混合でこんなにくっつけて蒲団を敷くのはまずいだろうと思う。
 
 今日は左隣の蒲団の女性と、東京の会社に同行セールスすることになっている。しかし、よく考えると、彼女は今日は京都の会社にセールスに行く予定だったのではないか。これではダブルブッキングになり、まずいと思うが、ぼくといっしょに同行してくれた方が嬉しいので、まあいいかと思う。

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2月22日の夢(機械の馬に乗る青年)

 会社から文部科学省のようなお役所に出向している。ぼくのほかにも出向者がいて、彼は忙しそうに働いているが、ぼくは仕事がないので、机につっぷして昼寝している。そこへ元社長のSがやってきて、「あの仕事はできたか」と尋ねる。ぼくは「できていますよ」と答え、パソコンから出力しようとプリンターのところへ行く。そこで、気が付いた。あの仕事はまだやっていなかった。
 その元社長は放っておいて、社員全員でさぼって映画を見に行くことにする。
 映画の主人公は若い青年である。死んだ兄から譲り受けた馬で、深夜の首都高速を疾走する。青年が止まる、馬に乗っていたはずなのに、オートバイと椅子のあいのこのようにものに、彼はまたがっている。そのサドルの部分に青年は手にしていたオレンジ色のアメーバのようなものをはめこむ。すると、単なる機械だった椅子から、にょきにょきと四本の足が生え、それはたちまち馬となって、再び疾走していく。青年の後ろ姿を見送りながら、ぼくはこの場所に見覚えがある気がする。右手の岡の上には高々と溶鉱炉のようなものがそびえている。
 映画は終わった。ぼくらはみんなで階段を登って、再びそしらぬ顔で職場に戻る。

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2月17日の夢(旅の仲間)

 沢山の人たちと観光バスに乗って旅をしている。なんだか家族のように感じる親しい人たちだ。なぜなら乗っていると、そのままバスは家になり、家はまたバスになって旅を続けるからだ。ぼくは絵描きなのだろう。絵筆と絵の具を混ぜる小皿を手にしていて、旅の間いつも世界のあらゆるものに色を塗っている。
 久しぶりに故郷へバスは戻ってきた。故郷の町は海に面した小さな田舎町だ。故郷の町には鉄道が走っていて、踏切をぼくらは渡る。踏切は工事中で、レールの上を工事の人たちがトロッコを押している。トロッコには何かの薬が積んであり、ぼくらはそれを奪い取った。その瞬間、踏切を特急列車が通過していく。と思った瞬間、ぼくらはその特急に乗っていた。また旅が始まったのだ。
 着いたところは大阪の難波だった。古い歴史的な蔵が両側に続く街並みを少年のぼくは遊びの道具を探して歩いている。ある建物の外周に沿って表へ回ると、そこにはいつもの旅の仲間たちがいて、代わる代わる写真を撮り合っている。ぼくもその仲間に入れてもらう。

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2月14日の夢(社員パーティー)

 ぼくが以前勤めていたS社グループ全社を挙げての社員旅行に参加した。大きな旅館にいくつもの会社がそれぞれに分かれて泊まり込んでいる。ぼくは自分の所属するC社の社員が泊まっている部屋から、沢山の料理を両手いっぱいに抱えてパーティー会場に赴く。グループの全社員が参加しているので、とても大きなパーティーだ。ぼくも会場でぱくぱく料理を食べているが、ふと気づくと、いつのまにかC社の社員は一人もいなくなっている。不安になり、会場を出て、C社社員の部屋に戻ろうとするが、館内で迷ってしまい、戻ることができない。

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2月13日の夢(二匹の蛇)

 空港のレストランで毎回S誌の懇親会が開かれている。ぼくはいつも丁度出張帰りに寄れるので、有り難いが、みんなはそうではないはず。なぜこんなところでわざわざやるのだろうと思うが、どうも安く会場が借りられるためらしい。参加者は殆ど詩人たちだが、二匹の蛇も毎回参加している。今日も帰りがけに、忘れ物がないかと、もう一度会場の部屋を覗き込むと、床を大小二匹の蛇が這って立ち去るのが見えた。あの二匹はああして巣に帰り、次回の懇親会にまた出てくるらしい。
 さて、空港エリアからの帰り道は、まず迷路のようなトンネルを抜けることから始まる。抜けると、広いロビーのような場所に出る。一般の客はそのままエレベーターに乗り込むのだが、ぼくたちセレブは白い椅子に座るよう誘導される。どうするのだろうと思っていると、椅子はぼくを載せたままゴーッと動いて、そのままエレベーターに合体して、下降を始めた。
 そこからはバスに乗る。バスは海岸地帯のヒースの丘のような中をどんどん降りていく。周囲の丘は草しか生えず、一本の樹木も見当たらない。おまけに頂上の部分が全部開発されて更地になっているが、まだ建物は一軒も建っていない。いずれはここに全部高層住宅が建てられるらしい。
 バスは道を直角に曲がる。そこからはものすごい急角度で道を下っていく。振り返ると、丘の上に大きな山門がある。この道はかつては大きなお寺の参道だったのだらしい。

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2月10日の夢(夢日記をつけるのを邪魔される)

 目が覚めた。面白い夢を見ていたので、蒲団の上で夢日記を書き始める。その夢では、自宅に何組もの家族が一緒に暮らしている。そのため朝の出かける時間は全員が一斉に洋服ダンスに群がる。おまけに部屋を模様替えしたばかりなので、どこに誰の靴下やハンカチが入っているか分からず、大混乱だ。時間ばかりかかって、なかなか着替えられないが、それでも上手く緑色で服装を全部統一できた。自分のファッション・コーディネート力に満足して、外へ出る。途中、ショーウィンドーに映った自分を見ると、シャツだけが茶褐色だった。これではみっともない。緑色のシャツに着替えに帰ろうとすると、長くて重そうな鉄の棒(レール?)を抱えた若い男達が、マンションの重たいガラスドアを次々通って外へ出てくる。男達は一人通り抜けるごとにそのドアを閉めてしまい、後から来る男がまた開けるという無駄な動作を繰り返している。最後の男が通り抜けた後、ぼくが外から中へ通り抜け、ドアを閉めると、そのドアが最後の男にドシンとぶつかって、男は「いてっ!」と叫び声を上げる。しまった。殴られるかもと身構えるが、男は戻って来なかった。ああ、よかった。
 というところまで夢日記を書いたところへ、ガラッと突然障子を開けて、早川さん(実在しない)の奥さんと子どもが顔を出し、「何やってるの? 早く出かけなければ」と言う。なぜ、ぼくの家に早川さんなどという他人がいるのだろう? 「早川さんて誰?」と遠くにいる妻に叫ぶが、答はない。ぼくは障子を強引に閉め、「今、夢日記を書いているところだから駄目!」と二人を怒鳴りつける。

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2月8日の夢(ピアノにも出せない超低音)

 以前ぼくの編集するピアノ音楽誌で取材したアマチュアピアニストの家が高崎市にある。その熟年男性の家をぼくは訪ね、勝手知った家なので、そのまま彼の部屋に上がり込む。ピアノの横に手すりがある。その手すりを叩くと、ピアノでは出せない超低音の響きが出せるのだ。ぼくは男性がまだ帰宅していないのを幸い、その手すりを叩いて、ベートーヴェンのソナタを演奏してみる。まるで運命の響きのような、お腹の底に響く音がする。
 そこへちょうど男性が帰ってきて、その演奏を聴かれてしまった。ちょっとカッコワルイ。挨拶していると、足下がこそばゆい。見ると、男性の飼っている子猫がぼくにじゃれついているのだ。「ぼくの手を狙っているんですね」と、ぼくは言う。男性の奥さんもやってきた。窓から見える景色を指さして、彼女に「高崎って大都会ですね」と言ってみるが、彼女はぼくを無視する。

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