6月22日の夢(居場所がない)

 みんなが海の島に旅立ってしまった。ぼくもそこへ行くことにする。しかし、行ってみると、海岸までぎっしり建った旅館は満員らしく、ぼくの泊まる場所はないかもしれない。
 息子も島へ行ってしまったので、いない留守に息子の部屋を妻と掃除することにする。なぜか掃除機ではなく、塵取りに箒。床にガムテープがいくつもこびりついていて、とることができない。この部屋はモダンなマンションの一つの部屋を無理やり半分に分けたもののようだ。壁は曲線を描いていて、もともとは全面透明ガラスだったところへ、わざわざ壁紙を貼って、外からの視線を遮るようにしている。

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6月21日の夢(花の祭)

 街角のラーメン屋のような店のテーブルで仕事をしている。何かのイベントの準備をしているのだ。ぼくが来るより前から一人の外国人の男性がデスクワークをしており、ぼくの後からもさらに若い外国人の男性がやってきて加わる。その男性が「交代でトイレへ行く?」と尋ねる。まず最初からいた男性がトイレに行き、彼と入れ違いにもう一人の男性がトイレに行く。ぼくの番だなと思った瞬間、「花の祭を忘れた!」という男性の大声がして、ぼくは目を覚ました。

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6月19日の夢(新しい妻と家)

 ぼくに新しい家と妻ができた。妻は大金持ちで会社の社長らしく、ぼくは遊んで暮らしていける。7時半に一人で起きて、とりあえず髭を剃るが、あとはすることがない。妙に暗い部屋だ。
 そこへ社員たちが続々出勤してくる。ぼくの寝室は妻の会社のオフィスでもあるのだ。なにか気が休まらない。天井から本を読む機械がするする降りてくる。自分で本を手に持たなくても、その機械に任せればいいのだが、ゆらゆら揺れて勝手が悪い。それでもその機械で読書していると、妻もやってきて、「あら、それを使っているの?」と笑われてしまう。
 この部屋にはやばい生き物が住んでいる。床の上を体長30センチもある巨大な青虫が通り過ぎ、どこかに隠れる。ビルの外に出てみると、その壁を巨大な青虫やほかのやばい生き物の模型が登ったり降りたりしている。

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6月16日の夢(舩の上のコンクール)

 港に係留された豪華客船を舞台に行われるピアノコンクールに取材に行く。あれ? ぼくはもう退職して、取材に行かなくてもいいのではなかったか。とにかく船に乗らなくてはいけないのだが、毎年乗船のしかたがわからず、甲板から埠頭につながれているロープをつたって、ターザンのように這い上ることにしている。今回もそうしようとしたが、ロープをよじのぼることができず、ゆらゆら揺れているところを、歩いてきた青年に見とがめられてしまう。青年に事情を話し、改めて見直すと船にかかった乗船用の屋根付き階段が目に入る。試しに上ってみると、ちゃんとコンクールの会場に出られた。今年は友人のピアニストTさんが出場する。ピンクのドレス姿が美しい。コンクールはテレビ中継されていて、コマーシャルで中断される。だが、そのコマーシャルの中でも彼女が出ているので驚くが、よく見るとピンクの服を着た別人だった。さて、本物のTさんを見ると、ドレスの胸元からどきどきするほど中が見えてしまう。彼女に注意してあげようとするが、よく見るとそれも錯覚だった。もう取材も終わり、船を降りてよいのだが、少しでも彼女のそばにとどまっていたいと思う。

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6月13日の夢(青い服の少女)

 会社から外出したいと思うが、着ていくおしゃれな服がない。しかし、棚にちょうどいいシャツを見つける。これでかっこよく街に出られる。
 オフィスで自分の席から振り返り、後ろの席にいる少女にお説教をする。「きみの服は広辞苑という辞書の表紙に風合いが似ているね。もっとも今は電子辞書の時代だから、そんなもの見る機会はないかもしれないが」。少女は上下とも本当に広辞苑そっくりの青い服を着ているのだ。だが、もう一度後ろを振り返ると、少女の姿はない。幻影だったのだろうか。
 今日は会社の総会がある日だ、ということを街を歩いていて、急に思い出した。総会の進行台本はぼくが書いたのだが、まだ手直しをする箇所があった気がする。どんどん走って、街区の終わり近くにあるビルに飛び込む。自信はないが、多分ぼくの会社はこのあたりにあったはずだと思いながら。二階に駆け上がると、既にぼくの台本で総会は始まっていた。議長をしているのはOさんで、どうやら何の問題もなさそうである。

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6月10日の夢(雑魚寝の病室)

 畳を敷いた部屋で、ぼくも妻も沢山の男女と共に雑魚寝している。多分、ぼくが病人で、妻が介護をしているのだが、逆かもしれない。あるいはその両方なのか。とにかく、ここにいるのは今にも死にそうな老人ばかりだ。隣の部屋から「院長を呼んでください」という悲鳴のような叫びが上がる。「この呼び出しのあと、もう呼び出すことはありませんから」と男性医師の声がしたのは、もう病人の死を覚悟したからだろう。「うーんうーん」という患者のうめき声も聞こえる。
 ぼくの前に寝ていた老人が布団からがばっと半身を起こした。苦しいらしい。周囲の人々が「死ぬなよ」と声をかける。妻の後ろに寝ていた男性がどさくさにまぎれて、妻に寄りかかろうとしているように見える。「人の妻に手を出すな」と、ぼくは叫ぼうとするが、周囲の状況を考えて我慢する。

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6月6日の夢(異星にて)

 浜松へ社長の出張に同行する。社長は若くてかっこいい男性だ。ただ、行き先の工場まではかなりの距離があるのに、乗り物を使わず徒歩で行くのがちょっと問題。二人でしゃべりながら歩くうち、工場の昼休みが終わるぎりぎりにようやく到着した。ちょうど跨線橋の向こうのゲートへクライアントの◯◯さんが入ろうとしているのを、社長は目ざとく見つけたらしい。「つかまえなきゃ」と言って、脱兎のごとく駆け出した。しかし、ぼくには遠すぎてよく見えない。跨線橋へ上る斜面に旧知の背の高いカメラマンがぼくを見つけて手を振ってくれた。ぼくも振り返したが、今度は相手は無反応。
 工場の中で、女性モデルを床に寝そべらせたポーズで撮影が始まった。ふざけて彼女がポーズをとると、カメラマンは「あっ、そのポーズがいいんじゃない?」とお世辞を言う。ぼくがちょっと鼻白んで振り返ると、白い経帷子のようなものがテーブルに置かれている。よく見ると五芒星の形をしている。誰かのお葬式かもしれないと、ぎょっとする。
 ぼくらは銀河系の遠くの惑星へ探検隊として出かけたが、そこには異星の文明があり、ぼくらはその星の幼稚園のようなところに軟禁されてしまった。ここなら高い土の塀で四方を守られており、異星人たちの襲撃から守られるからだという。塀の切れ目からぼくは海を見つけ、「あれは海ですよね」と叫ぶ。
 探検隊の中に同性愛の男性がいて、その男が異星人の少年を風呂場に連れ込んでいたずらをしたらしい。少年の母親が様子を見に行って発覚し、ぼくらは地球に送還されることになる。

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6月5日の夢(湘南分室)

 ぼくの会社には湘南分室がある。今日はそこに詰めていたが、暇なので午後1時頃もう退社しようと、靴を持って玄関に出たとたん、同僚に「どこへ行くの?」と声をかけられる。「仕事がないから本社へ戻るんだよ」とウソを言う。すると相手も「ぼくもそうしようか」と言うので、慌てる。ぼくは自宅へ帰ろうと思ったのだが、彼と一緒に本社へ戻った方がいいだろうか。
 後ろから声をかけられ、ギクッとして振り返ると、いつのまにか白髪の男とも女とも分からない異形の者が畳の上に伏している。老詩人のT氏のようだ。「これを持っていきなさい」と渡されたのは、猫の毛で作られたブラシだった。しかたなく、ぼくはそれで自分の髪をとかす真似をする。
 今度こそ本当に退社しようと、パソコンの電源を落とす。今はパソコンから離れた場所にある注射痕に貼る絆創膏ぐらいの大きさのリモートスイッチを押すだけですむから、とても便利だ。ところが隣席の同僚がパソコン本体を出してきて、それを付けたり消したりし始めた。パソコン本体といっても、それは昔のLPレコードのような形をしたものだ。その様子を他の社員たちも興味を持って見に集まってきた。これではまた帰れなくなるな。同僚が「このパソコン、誰の?」と言うので、しかたなく「ぼくの」と答える。

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6月3日の夢(転居)

 妻と大きなマンションに引っ越した。昨夜、いつものようにちゃんと家事を終えて寝たつもりなのに、朝起きてみると、どの部屋も洗っていない食器など、汚れものでいっぱいだ。こんな大きな家で新しい生活をやっていくのは、ぼくらには無理なのだろうか。妻も既に起きていて、「起きる時間も遅くなっちゃったわねえ」と言う。「いや、それは大丈夫でしょう」と、ぼくは答える。

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5月30日の夢(引き出しの中の函)

 もう会社を辞めるのだから、忙しい仕事が来るはずもないと思って、放置しておいた仕事が明日の提出だと分かり、慌てる。しかも雑誌広告が2つだ。慌ててコピーを書き、自分でラフを考える。登場してもらうミュージシャンに電話すると、相手は「メールします」と言うので、アドレスを教える。しかし、間違えて伝えてしまったことに気づく。
 デスクの引き出しを開けると、奥に箱があった。なにげなく開けると、沢山ゴキブリが飛び出したので、慌てて閉めるが、何匹かは外に出てしまった。だが、隣の女性社員は気付かなかったらしい。
 翌日はさぼって、午後の1時半に出社。ズボンのお尻で滑り台のようにして、斜面を滑り降りて、会社に向かう。途中、転げ落ちそうになるが、なんとか着地。らせん階段を上ると、階段の手すりをデスクがわりにして、何人かの社員が仕事をしている。遅刻を見とがめられず、なんとか自分のデスクにたどりつくことができた。

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