9月22日の夢(逆走)

 妻と長良川にドライブに行く。雨が降っているのだろうか。煙っていて視界が悪い。左側に柵が続いている。その向こうは水力発電所の敷地らしく、途切れ途切れに大きな機械や、太い水の通るパイプが見える。右にカギの手に曲がると、山頂に向かう道路に出る。まっすぐ行くと、ガードレールもない断崖だ。「あの突き当りを曲がるんだよ」とぼくは言うが、妻は答えない。どきどきするが、妻はうまくカーブして、登頂道路に出る。片側二車線の広い道路だ。対向車が何台も通り過ぎる。だが、妻は間違って右側へ寄り過ぎ、対向車線に出てしまう。「こっちは対向車線だよ」と注意しても、対向車があるのでなかなか戻れない。おまけに急角度のきつい登り坂だ。

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9月18日の夢(食事)

 食べ物を盛った大皿の載ったテーブルを囲んで、ぼくと妻、それに左右に二人の男がいる。ぼくはその皿から自分の小皿に料理を取り分けたい。しかし、自分でテーブルクロスを拡げたり、二人の男が先に料理を取り分けたりしているため、なかなか自分の食べたい料理を取れない。妻が心配して、ぼくに声をかけてくるが、ぼくは「大丈夫だよ」と言う。

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9月11日の夢(銀の椅子)

 広い食堂にいる。懐かしい声がするので振り返ると、後ろのテーブルに元編集者の大西さんが銀色の椅子に座って、女性と話している。大西さんはぼくの詩集「純粋病」の編集者だが、とうに世を去った人だ。女性は後姿なので、誰だかわからない。
 電車に乗る。車内は比較的すいているのに、ベンチを独り占めして寝ている男性もいて、ぼくの座る席がない。壁際にちょうど腰かけられる凹みがあるので、ぼくはそこに落ち着く。
 降りる駅が近づいたので、荷物をまとめようとする。箪笥があって、ぼくの荷物はその前に洗濯物のように散らばっている。怖そうな男性がやってきて、黙ってぼくを見つめる。どうやら彼も降りるのだが、その荷物が箪笥に入っていて、ぼくの荷物のせいで取れないらしい。ぼくは焦って洗濯物をかき集めようとするが、うまくいかない。その騒ぎの中で、ぼくの大切な印鑑がどこかに失われてしまった。
 電車の後ろにはロープにつながった銀の椅子があり、そこにはまだ大西さんが座っている。椅子はお堀の水の中を電車に引っ張られて疾走しているが、どんどん水中に沈んでいく。このままでは大西さんは溺れてしまいそうだ。

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9月9日の夢(我が家)

 大学の学園祭でみんなと準備をしている。しかし、人数が少ないなと思ったら、メイン会場は別の場所で主力部隊はそっちで準備しているのだ。こちらは控室だから、だんだん人数が少なくなっていく。でも、ここでやり遂げなければならないことがあるのだ。
 ぼくの家は一軒家で右隣が大学だ。そこで軽音楽の演奏が始まった。何をやりだしたのかと覗くが分からない。
 一方、ぼくの家の裏手は別の家の裏庭で、背の低い塀で仕切られている。その塀のこちら側にも向こう側にも、木屑とも卒塔婆とも見えるものが一面に地面につくつくと刺さっている。それを大きなとげぬきのようなもので、ぼくは抜いていく。
 さらに、ぼくの家の玄関では、テレビの朝ドラの撮影をしている。なぜかぼくの詩集が取り上げられていて、その詩にメロディがついている。それを子供たちが行列して、店主のおじさんに「ぼくはこれ」と指差して買っていく場面だ。たまたまこのシーンに行きあわせたが、ちゃんと毎日朝ドラを見ていたらよかったと後悔する。そしたら、そこでぼくの詩が取り上げられたことを宣伝して、ぼくの詩集も爆発的に売れたかもしれないのだ。

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9月8日の夢(トンピリビ)

 ぼくは畳の上に線を引きながら、歌っている。
 みんなで食事をしている。向かい側に座った男が「トンピリビ」の歌を歌っている。ぼくもそれに合わせて「トンピリビ……」と歌う。最後まで上手に歌い終わったので、ぼくはみんなに賞賛される。

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9月1日の夢(箸が6本)

 人けのないオフィスでお弁当をカバンから取り出す。箸箱にはなぜか6本も箸が入っている。しかも、どの箸も虫が食ってぼろぼろだ。箸箱からは、ほかに鉛筆やセロファンなども出てくる。

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8月25日の夢(漫画家さんの家)

 いつも出入りしている少女漫画家さんの仕事場に行く。勝手を知った場所なので、三階まで上がり、書棚や段ボール箱の中身を勝手に見て回る。ふと気づくと、部屋と廊下の仕切りのあたりに、漫画家さんが横たわっている。疲れて居眠りしているだけだろうか。それとも何か異変があったのか。ぼくはうろたえて、一階まで階段を駆け下りる。
 野球場の内野席に行く。指定席の場所だけれど、がらがらなので勝手な場所に腰を下ろし、ペットボトルで水を飲む。すると、隣に初老の婦人が来て、座った。彼女は多分、ここが指定席なのだろう。ぼくがペットボトルの蓋をしめようとしているのを見て、「そういう時はこうするのよ」と言い、蓋のかわりに親指で栓をしてみせてくれる。ぼくは「ああ、そうですね」と言って、真似をするが、失敗して、婦人の靴をびしょびしょにしてしまった。慌ててズボンのポケットからハンカチを取り出し、婦人の靴を拭く。婦人は「そんなことしていいの?」と、ぼくの顔を覗き込む。

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8月24日の夢(発疹)

 女性が詩を書こうとしている。ふと見ると、彼女の首筋から胸の上部にかけて、おびただしい真っ赤な発疹が、幾筋も走っている。

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8月23日の夢(祖母)

 ぼくの家に亡くなった風刺詩人のM氏と、社会派の女性詩人Nさんが来て、仲良く並んで座っている。二人とも妙に恰幅がいい。しかも青緑色のお揃いの服を着ているのを見て、ぼくは二人をはやし立てる。
 パソコンの中に犬の画像がある。それにコメントをつけるのを忘れていたことを思い出し、書きこもうとしている。ふと見ると、隣に随分昔に亡くなった祖母がいて、縫物をしようとしている。針仕事の道具をひろげるための1メートル四方の布が敷かれ、ぼくのパソコンがその上に乗っているのに気づく。「もしかして邪魔かな」と祖母に聞くと、「うん、邪魔だ」と言われる。

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8月16日の夢(夏休み最後の日)

 夏休みがいよいよ今日まで、という日、荷物が送られてきた。開けてみると、中から果物が現れた。母が喜んでそれを水で洗っている。一種類だけと思ったのに、取り出すと次々新しいびっくりするような果物が現れ、トウモロコシまで出てきた。しかし、その下からはだんだん見慣れた普通の野菜になった。母が「もう学校も始まるし、普通の顔をしなくちゃね」と言う。

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