6月29日の夢(医者に行く)

 医者に行く。医者というより床屋のようだ。沢山の椅子が並び、そこに患者たちが閉じ込められるような感じで座っている。主治医の院長がいない。ぼさぼさ髪の知らない医者が「あなたは心臓になんの異常もない。それなのに院長がこれまで出してきた薬をそのまま出していいものか、と思っているんですよ」と言う。ぼくは驚いて「もう何十年も不整脈に苦しんできたんですよ。3拍に1拍欠ける不整脈です」と力説する。ぼくがそう話しているところへ、見知らぬ女性患者が横から口をはさみ、医者をどこかへ連れていってしまう。椅子に閉じ込められたまま、ぼくは「この医者をあきらめ、他に循環器科の医者を探すべきだろうか。でも、何度同じようなことがあり、何度医者を変えたことだろう」と考える。

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