8月10日の夢(大リーグに就職)

 アメリカ大リーグのある球団への就職が決まった。だからぼくは今の会社に出勤はするものの、自分のオフィスには顔を出さず、別のフロアにあるステージに毎日行く。そこにはソファーがいくつか置かれ、ぼくはそこに座って、来期のチームの構想を練っている。
 ある日、ついにアメリカからチームのスタッフたちがやってきて、ぼくと合流した。みんな見上げるような大男たちばかりだ。ぼくらはトップバッター、二番バッター、三番バッターは誰……と打順ごとに選手を確定していく。そして久しぶりに自分のオフィスに顔を出すと、上司が「なぜ勝手に何週間も休んでいるのか。これ以上続くなら、おまえはクビだ」と居丈高に言い放つが、ぼくは黙って聞き流す。しかし、渡米する前の数か月の間に苦手の英語を勉強しなくてはならないなと、ちょっと不安になる。

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