6月25日の夢(水を飲む自動車)

 ぼくの編集する「ピアノの本」が出来上がってきたが、誤植はないか、前回変えた判型は正しく継承されているか、などと不安でいっぱいだ。
 そこへ「水を飲む自動車が開発された」という声がするので急いで行ってみる。屋外にはいろいろな車が停まっているが、ひときわ異彩を放つのは、泥船にも張りぼてにも見える水飲み自動車だ。ルームミラーの部分に大きな丸い口が暗くあいていて、そこからどくどく水を飲むのだという。そばに開発担当者らしい男が誇らしげに無言のまま微笑んで立っている。

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