4月9日の夢(米軍基地)

 米軍基地で記者会見が開かれる。参加者はバスに乗せられて、会場に向かう。駐車場では米兵が「今日は車両が少ないから、空いてるぜ」と、バスを誘導しながら言う。バスはぎゅうぎゅう詰めの満員である。乗車した時には隣にいた女性が、押されたせいかぼくの前に座っている。
 会見場所は格納庫のようなスペース。床はコンクリートを流し込む時に使うような、背の低い板で一面に四角い枠がしつらえられており、それに躓かないように気をつけて歩く。ガイドの男がみんなに封筒を配り、ぼくに中身について説明する。
 これは身分を証明するための身上調査書だ。趣味はできるだけ、みんなと同じようなものにして、目立たなくするのがいい。だから封筒の中に「無線と実験」誌が入っている。ほかに科学少年が好きそうな工作の実験用のモーターなどもある。しかし、肝心の身上書の用紙がない。男に尋ねても「みんなに聞いてくれ」と言うばかりだ。

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