4月30日の夢(明日も出張)

 会社を挙げて出張に行き、終わって撤収することになった。バスに乗って帰ろう。急いだため、ぼくのスーツや書類を社長の荷物の中に投げ込む。帰社して、社長の荷物を探すが、見つからない。同僚に尋ねると、「社長は荷物を持ってもう帰宅してしまったよ」と言われる。「あの荷物を持って、ぼくは明日も地方へ出張するんですよ」と抗議するが、らちがあかない。
 妻と時間をつぶそうと映画館に入る。上映していたのはプールを舞台に男女の恋愛模様を描いたつまらない青春映画で、観客も少ししかいない。ぼくが思わず、「ああ、この映画か」と声を出すと、みんながぼくを振り向いた。
 映画館は半屋外にあって、スクリーンの隣は別のビルの白い壁だ。そこに意味は分からないが、時計のようにも紋章のようにも見える抽象的な画像が映っている。妻が中座して外へ出たので、ぼくも後をついていく。映画館の外を水量の豊かな川が流れていて、対岸には廃墟になったデパートがある。街の中で谷のようになったところをSLがこちらに向かってくるが、煙しか見えない。階段を下りて、隣のビルの地下へ行くと行列があったので並ぶ。どうやらトイレらしい。ぼくは行きたくないので、そこを離れる。

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