1月14日の四つの断片夢

 ツアーの旅行に一人で出かけ、東京へ帰る列車に乗っている。どこかで乗り換えなければならないのだが、どこで乗り換えればよいのか分からない。座席は船の二等船室のような感じで、床にみんな座っている。たまたま隣に座っていた同じツアーメンバーの女性に乗換駅を尋ねて、教えてもらい、それがきっかけで仲良くなる。それから間仕切りをまたいで、隣の区画に行き、そこにいた男性とも仲良くなる。
 東京に着いて、ぼくはさっきの女性の家に行く。彼女と夫とがちょうど帰宅したところを、門の外から「お帰り!」と声をかける。ぼくは彼女は自分と同じ旅行から帰ってきたところだとばかり思っていたのだが、彼女は「あれからダンナと別の旅行に行って、今帰ってきたところなの」と言う。ぼくはとまどいを感じて、そこを離れる。
 パスネットのカードを沢山貰い、無造作にポケットに突っ込む。そのまま駅に行き、改札を通ろうとするが、それらのカードに自分の定期券が紛れてしまい、見つからない。通行する人々が見ているところで、みっともないと思いながら、ぼくはポケットの中からカードを全部出し、床に分類しながら積み重ねて、定期券を探すが、見つからない。
 布団の中に男の死体がある。ぼくが殺したのかどうかは分からない。死体の男から荷物を奪って、こっそり玄関から逃げようとする。玄関は暗いので、沢山置いてある中で、どれが自分の靴か分からない。とにかく男物の靴を探して逃げようとするが、足先に触るのは先端がとがった女物の靴ばかりで、なかなか逃げることができない。

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