11月3日の夢(ギャングと大画面)

 家に帰ろうとバスに乗った。ところが、はっと気づいて窓の外を見ると、全然知らない停留所の名前だ。しまった。随分乗り越したらしい。バスが電車の駅に停車したので、そこで降りる。電車で家の方へ戻ろうと、ホームに出る。ホームには若い男達がたくさん待っている。駅員がハンドマイクで、変な人たちが沢山いるので気をつけてください」と放送する。男たちは「変なやつとは何だ!」と駅員をつるし上げる。ぼくはホームの一番端にいて、そこから電車に乗ろうとするが、男達の一人がぼくの背中のリュックに飛びついてきた。こいつらギャングだったのだ。だが、気づいてももう遅い。
 ホテルかレストランのような建物の廊下を歩いている。部屋の中で狛江四中(こないだ全国合唱コンクールで銀賞をとった)の生徒たちが美しい声で合唱をしているのが聞こえる。そこを通り過ぎて、ぼくの仲間が待っている部屋に戻る。仲間の男の一人が「どこか上か下の階で合唱をしていて、うるさい。やめさせろ」とフロントに電話する。ぼくは男に「上下の階じゃない。一つ二つ隣の部屋だったよ」と言う。
 窓を開けると、この建物はL字型になっているらしく、生徒たちが合唱している姿の見える窓がすぐ近くに見える。「ほら」と、ぼくはその窓を指さすが、それは窓ではなく壁にはめこまれたテレビの大画面だった。そして、窓の外は庭ではなく、室内になり、コンビニの売り場のような棚の間を若者たちが徘徊している。ぼくもそこへ行き、食べ物を買う。窓に向かったカウンターに腰掛けて食べようとするが、そこには椅子がない。しかたなく、大画面に向かって置かれているテーブルに2,3個用意された椅子に腰掛けて、食べ始める。

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