10月5日の夢(幼稚園/病院/路地)

 幼稚園にいる。教室で何かのセールスの説明会がある。椅子に座ると椅子の下に水たまりがあって、そこに足を突っ込んでしまった。足が濡れて、とても気持ちが悪い。説明をしていた男性セールスマンがそんなぼくを見て、「誰かがおもらししたかもしれなくて、いやですよね」と愛想笑いをする。周りには幼児連れの若い母親達がいるので、ぼくは一瞬それらの母親のうちの誰かがおもらししたのかと想像するが、そうではなく子どもがもらしたのに違いないと思う。
 気持ちが悪いので、バスルームに行き、湯船に足をひたして洗う。そのとき、バスルームのドアを開けたままにしておいたのだが、通りがかりの誰かが閉めてくれたのを、また開けて外へ出る。
 すると、そこは病院の大部屋になっている。医師が入ってきたので、患者たちにさっと緊張が走る。教卓のような机に陣取って、医師は患者の点呼を始める。ぼくは2番目くらいに呼ばれ、「はいっ」と返事をする。
 この病室で、医師による患者のための講演会がこれから始まる予定だ。患者仲間であるちょっと怖そうな男が「あんたはなんで、ここに入っているのか」と、ぼくに尋ねる。そうだ。ぼくは何のために入院したんだっけ? 確か、使った化粧品か薬品のために、顔の皮膚に異常が生じたためだと思うが、しどろもどろになってうまく説明できない。すると、別の男が「それなら損害賠償を請求した方が有利ですよ」と言って、封筒に入った分厚い書類をくれる。封筒の中には証拠物件も手際よく揃っている。しかし、訴訟沙汰にするには、時間も手間も惜しいと思う。
 また場面が変わって、ぼくは路地の道ばたで布団をかぶって寝ている。子どもたちがキャッチボールをしていたゴムボールが逸れて飛んできた。片手を伸ばすと、うまくキャッチできた。しかし、その子に返球しようと投げるが、届かない。またボールが飛んできて、うまく片手キャッチする。そのうち、子どもはわざとぼくにボールを投げて、ぼくにキャッチさせ、寝ているぼくと遊んでくれる。

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